LastUpdate 2011.4.21

資格種類,認定技術レベル,受験資格と試験分野

 

固体力学分野の有限要素法解析技術者

初級 Basic Grade

2 Grade 2

1級 Grade 1

上級アナリスト Senior Analyst

●認定技術レベル
有限要素法に基づく線形応力解析の基本手順を理解し,CAEソフトウエアを用いた基本的な技能講習を修了しており,上位の級の有資格者の指導のもとに,基本的な線形弾性問題の解析を適切に行えるものと期待できる.

●認定技術レベル
基本的な固体力学の問題に対して,線形弾性の範囲において正しく解析問題を設定することができ,線形弾性の有限要素法解析の内容を理解しており,さらに解析結果の信頼性を自分自身で検証することができる.よって,いずれかの信頼のおけるCAEソフトウエアを用いて適切な解析機能を選択しながら,基本的な線形弾性問題を大はずれを出すことなく解けるものと期待できる.

●認定技術レベル
固体力学分野の解析実務において,各種非線形性や線形破壊力学を取り扱う有限要素法解析の内容を理解しており,解析問題の設定や解析を適切に行えるとともに,解析結果の信頼性を検証するプロセスを理解している.よって,いずれかの信頼のおけるCAEソフトウエアを用いて適切な解析機能を選択しながら,各種非線形性や線形破壊力学を取り扱うCAE解析を大はずれを出すことなく解けるものと期待できる.

●認定技術レベル
固体力学の有限要素法解析に関して,理論及び実務の両面において幅広く深い知識と解析経験を有し,さらにCAE解析プロジェクトを企画・マネジメントできるとともに,高い倫理観を持ち,顧客や社会に対してプレゼンテーションできる.

 

●受験資格の目安
機械系大卒レベルの数学的,力学的知識を有し,1年以上の解析実務経験を有する技術者.

●受験資格の目安
機械系大学院卒レベルの数学的,力学的知識を有し,3年以上の解析実務経験を有する者.

●受験資格
7
年以上の解析実務経験を有し,かつ固体力学分野の1級資格を有すること.1級試験との同年度受験は認めない.

 

●試験分野
1.
計算力学のための数学の基礎
2.
固体力学の基礎
3.
熱伝導の基礎
4.
有限要素法の基礎I
5.
有限要素法の基礎II
6.
数値計算法の基礎
7.
要素の選択
8.
モデリングの基礎
9.
境界条件の使い方の基礎
10.
プレポスト処理の基礎
11.
結果の検証の基礎
12.
コンピュータの基礎
13.
計算力学技術者倫理

●試験分野
1.
非線形解析における応力とひずみ
2.
材料非線形(弾塑性,クリープ,粘弾性)
3.
幾何学的非線形
4.
境界非線形(接触)
5.
破壊力学・疲労解析
6.
動的解析
7.
伝熱解析
8.
要素テクノロジー
9.
数値解析法
10.
解の検証
11.
情報処理

●試験方法
(1)
提出書類:解析実務経験,及びCAE解析プロジェクトに関する企画・マネジメント経験に関する申請書類
@7年以上の解析経験に対する記載(時期,期間,概要等)
A携わった代表的な解析実1件に関する説明書類(時期,期間,内容,遭遇した課題,工夫点等) 
BCAE解析プロジェクトの企画・マネジメント経験1件に関する説明書類(時期,期間,内容,遭遇した課題,工夫した点)

(2)
面接試験:解析実務経験/プロジェクトの企画・マネジメント経験に関するプレゼンテーション15分,及び申請書類と上記の内容に基づき試問15

補足1CAE解析プロジェクト:製品設計・開発や製品の事故原因調査などにおいて,CAE解析を中心的な手段として活用する際に,そのCAE解析タスク全般のこと.
補足2CAE解析プロジェクトの企画・マネジメント能力:上記で定義されるCAE解析プロジェクトにおいて,CAE解析タスク全般の企画立案,及び得られる解析精度や信頼性の保証,結果の活用法について実質的な責任を持ってあたれる能力のこと.

 

熱流体力学分野の解析技術者

初級 Basic Grade

2 Grade 2

1級 Grade 1

上級アナリスト Senior Analyst

●認定技術レベル
基本的な流体力学・熱力学(伝熱学を含む)の問題に対して,基本手順を理解し,CAEソフトウエアを用いた基本的な技能講習を修了しており,上位の級の有資格者の指導のもとに,基本的な熱流体問題の解析を適切に行えるものと期待できる.

●認定技術レベル
基本的な流体力学,熱力学(伝熱学を含む)の問題に対して,単相の非圧縮性流/圧縮性流/層流/乱流の範囲において正しく解析問題を設定することができ,解析方法の内容を理解しており,さらに解析結果の信頼性を自分自身で検証することができる.よって,いずれかの信頼おけるCAEソフトウエアを用いて適切な解析機能を選択しながら,基本的な熱流体問題を大はずれを出すことなく解けるものと期待できる.

●認定技術レベル
熱流体力学分野の解析実務において,単相流,混相流,燃焼流の解析内容を理解しており,解析問題の設定や解析を適切に行うとともに,解析結果の信頼性を検証するプロセスを理解している.よって,いずれかの信頼のおけるCAEソフトウエアを用いて適切な解析機能を選択しながら, 単相流,混相流,燃焼流を取り扱うCAE解析を大はずれを出すことなく解けるものと期待できる.単相流,混相流,燃焼流の分野は選択式で,一つの分野を指定する必要がある.

●認定技術レベル
熱流体力学分野の解析に関して,理論及び実務の両面において幅広く深い知識と解析経験を有し,さらにCAE解析プロジェクトを企画・マネジメントできるとともに,高い倫理観を持ち,顧客や社会に対してプレゼンテーションできる.

 

●受験資格の目安
機械系大卒レベルの数学的,力学的知識を有し,1年以上の解析実務経験を有する技術者.

●受験資格の目安
機械系大学院卒レベルの数学的,力学的知識を有し,3年以上の解析実務経験を有する技術者.

●受験資格
7
年以上の解析実務経験を有し,かつ熱流体力学分野の1級資格を有すること.1級試験との同年度受験は認めない.

 

●試験分野
1.
計算力学のための数学の基礎
2.
流体力学の基礎
3.
熱力学・伝熱学の基礎
4.
数値計算法
5.
格子生成法
6.
乱流モデル
7.
境界条件
8.
ポスト処理の基礎
9.
結果の検証方法の基礎
10.
コンピュータの基礎
11.
計算力学技術者倫理

●試験分野(いずれか一分野を選択)
<単層流>
1.
非圧縮性流れの物理
2.
非圧縮性流れの計算法
3.
圧縮性流れの物理
4.
圧縮性流れの計算法
5.
格子の取り扱い
6.
流れの物理とモデル化
7.
設計応用
8.
高速化とポスト処理
9.
結果の評価


<燃焼流>
1.
燃焼の基礎
2.
燃焼反応
3.
層流予混合火炎
4.
層流拡散火炎
5.
乱流火炎
6.
混相燃焼
7.
解の検証


<混相流>
1.
混相流の基礎
2.
気泡・液滴・粒子
3.
波と界面
4.
平均化モデル
5.
界面追跡・捕獲法
6.
粒子追跡モデル
7.
相変化
8.
結果の検証

●試験方法
(1)
提出書類:解析実務経験,及びCAE解析プロジェクトに関する企画・マネジメント経験に関する申請書類
@7年以上の解析経験に対する記載(時期,期間,概要等)
A携わった代表的な解析実務2件に関する説明書類(時期,期間,内容,遭遇した課題,工夫点等) 
BCAE解析プロジェクトの企画・マネジメント経験1件に関する説明書類
(時期,期間,内容,遭遇した課題,工夫した点)
(2)
面接試験:解析実務経験/プロジェクトの企画・マネジメント経験に関するプレゼンテーション15分,及び申請書類と上記の内容に基づき試問15

補足1CAE解析プロジェクト:製品設計・開発や製品の事故原因調査などにおいて,CAE解析を中心的な手段として活用する際に,そのCAE解析タスク全般のこと.
補足2CAE解析プロジェクトの企画・マネジメント能力:上記で定義されるCAE解析プロジェクトにおいて,CAE解析タスク全般の企画立案,及び得られる解析精度や信頼性の保証,結果の活用法について実質的な責任を持ってあたれる能力のこと.


→事業TOP
→学会TOP


ホームページへのご意見・ご希望は wwwadmin@jsme.or.jp へお願い致します。 
  All Rights Reserved, Copyright ©2008-2010, The Japan Society of Mechanical Engineers.