プログラム

全体プログラム

講演順プログラム【講演番号記載】

※9月3日更新
※8月17日更新
※7月26日更新(懇親会開始時刻を変更)
※6月26日アップロード

特別講演1,2

日時:9月27日(木) 13:00〜15:10
会場:講演会場第1室【220室】

■特別講演1
13:00〜14:00
小林亮教授(広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻)
題目:『計算するアメーバの不思議』
-講演概要-
 本講演の主役は一風変わった生物、真正粘菌フィザルム(和名モジホコリ)である。この生物はその生活環において様々な形態をとるが、最も動物的に動きまわる変形体というステージに注目する。フィザルムの変形体は巨大な多核単細胞生物で、シート構造の中に管のネットワークを展開しながら移動する。この生物は単細胞生物であるので、当然脳や神経系を持たない。にもかかわらず、この生物は迷路を解き、最短経路を求め、さらには高度なネットワークを構築することが中垣らの実験によって知られている。彼らはいったいどのようにしてこのような「計算」をおこなうことができるのだろうか。本講演では、数理モデルを通して、彼らの驚くべき能力がどのようなしくみで実現されるのかについて考えてみたい。また、彼らを究極の自律分散系とみなした時、そこから何が学べるかについてお話ししたい。

■特別講演2
14:10〜15:10
原田靖裕氏(マツダ株式会社)
題目:『SKYACTIVテクノロジーとその開発を支えたモデルベース開発』
-講演概要-
 マツダのSKYACTIVテクノロジーを搭載したクルマは、ハイブリット車に迫る優れた燃費性能を達成した。この開発では、モデルベース開発がその威力を発揮した。
 この開発事例を中心にモデルベース開発で目指したこと、実現できたことを紹介し、モノづくりのあるべき姿を展望したい。
1)燃焼
 まずは、エンジンの燃焼効率改善について紹介する。コモンアーキテクチャーという技術思想に沿って、良い燃焼特性を狙い通り創造することにもチャレンジした。SKYACTIVでは、排気量が異なるエンジンでも、狙った特性に揃えることに成功した。
2)制御
 SKYACTIV 実現の為、基本から見直して一新した。具体的には、以下のような点である。
・(1)吸排気流動や燃焼室状態の予測精度向上
・(2)最適な混合気を安定形成する燃料噴射制御
・(3)超高圧縮比を使い切るための異常燃焼抑制制御
・(4)次世代i-stop システムを含む燃費最適制御
・(5)「走る歓び」を実現するための駆動力制御

ワークショップ

「設計工学・システム部門の産学官連携の現状と、当部門が果たすべき役割」

日時:9月27日(木) 15:30〜18:30
場所:広島大学工学研究科大会議室

■ 趣旨
 機械学会の部門活動において、材料力学、熱力学、流体力学、機械力学のいわゆる4力分野に代表される技術追求部門を学会の「縦串」に例えるなら、「設計の方法論・仕組み/システム」を論じる設計工学・システム部門の活動は、それらを横断する「横串」となるべき活動であると言えます。そしてこの「縦串」と「横串」のそれぞれの活動が、本来あるべき相乗効果を発揮してこそ、機械学会が、「日本のモノ造り技術の健全な発展」に貢献することが可能となります。
 今回、日本企業の製品・技術開発を促進し、そのための活動に、大学での実学的視点を加えることで、研究のさらなる高度化を図り、更には、我が国の将来を担う人材育成の促進を図るための、「あるべき産学官連携」を進める為に、設計工学・システム部門が果たすべき望ましい役割は、どの様なものか、産と学、そしてそれを推進する官の方々を交え、論議する場を設けることに致しました。
 産、学、官それぞれの立場で、産学官連携の現状に対する、自己認識、他者認識、それらに生じているズレをお互いに認識することから始め、既存の成功事例から学べる成功の秘訣や、失敗事例の根源的理由を共有し、具体的な問題解決のための議論を通じて、今後、当部門が果たすべき役割とその強化のための方策を見出したいと思います。
 本テーマに関係し、また、共感される多くの方々と、互いに論議させて頂き、より良い解を探る好機と致したいと考えております。奮ってのご参加をお願いいたします。

■ アジェンダ
15:30〜16:45   前半司会:柳澤秀吉(東大)

  • 挨拶      加藤 廣(デジタルプロセス)
  • キーノート   下村芳樹(首都大東京)
  • 産学官連携研究の事例調査報告   加茂下明生(DIPRO)
  • 産学官連携研究への期待(ミニプレゼン)
    (産)大富浩一(東芝),山崎美稀(日立)
    (学)西脇眞二(京大),古賀 毅(山口大)
    (官)手塚 明(産総研),西山 正(経産省)
16:45〜18:30   後半司会:加藤 廣(DIPRO)
  • ラウンドテーブル論議

    議論テーマはこちら

    *学会に参加されている全ての方々に自由参加頂けます.下記は,既に参加を表明頂いた方々です.
    (産)伊藤宏幸(ダイキン),大富浩一(東芝),加茂下明生(DIPRO),川本敦史(豊田中研),呉 宏堯(IHI),佐藤裕一(富士通),平岡洋二(ジヤトコ),山崎美稀(日立)
    (学)金井 理(北大),古賀 毅(山口大),下村芳樹(首都大),西脇眞二(京大), 野間口 大(阪大),藤田喜久雄(阪大),村上 存(東大),柳澤秀吉(東大)
    (官)手塚 明(産総研),西山 正(経産省),増井慶次郎(産総研)

懇親会

日時 9月27日 19:15〜21:00
西条HAKUWAホテル
(学会会場から徒歩15分,
懇親会終了後に西条駅前方面へ送迎バスが出ます.)