一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

メニュー

特別講演会「信州ロボット研究会(ShinRobo) 特別講演会」

2014年10月23日 | 北陸信越支部特別講演会

【開催日】
2014年10月23日(木)15:00~17:20

【講演テーマ】
15:00-15:10 信州大学ロボット研究会について
信州大学繊維学部機械・ロボット学系 教授 橋本稔

15:10-16:10:特別講演1
「探査ロボットで宇宙を拓く」
講師:宇宙航空研究開発機構 教授 久保田 孝
概要)
日本の新しい固体燃料ロケット「イプシロン」が昨年打ち上げに成功し,低コスト化により宇宙の敷居を下げ,新しい道を開いた.米国は探査ローバ「キュリオ シティ」を火星のゲールクレータの中に着陸させ,今なお生命探査を続けている.中国も月面ローバ「玉兎」を着陸させ,月表面の探査を行った.世界各国で,月面探査,火星探査,小惑星探査などさまざまな探査ミッションが検討されている.そこで,本講演では最先端の探査ロボットを紹介する.また将来ミッションを実現するためのロボット技術の最新動向について述べる.

16:20-17:20:特別講演2
「ホウレンソウ自動収穫機械開発への挑戦
-システム設計と制御技術の応用-」
講師:信州大学工学部 教授 千田 有一
概要)
農業機械は非常に多くが実用化されているが, ホウレンソウなどの 軟かい葉の野菜については、長年にわたる多くの研究にもかかわらず, 広く実用化された収穫機械が見当たらない. 一方, システム設 計や制御の技術発展を鑑みたとき, 農業分野におけるそれら技術の応用展開が大いに期待される. そこで, ホウレンソウなどの軟弱野菜向けの自動収穫機械の開発に着手した. これは「大学においてシステム技術ベースの製品開発がどこまでできるか」という意味での挑戦でもある. 紆余曲折の中で, 4年間に亘って得た知見と現状, および今後の課題について報告する.

会場
信州大学工学部・長野キャンパス[SASTec3階会議室](長野県長野市若里4-17-1)
参加登録費

無料

問い合わせ先

信州大学繊維学部機械・ロボット学系 飯塚浩二郎
電話0268(21)5883 FAX(0268)21-5482
E-mail:iizuka@shinshu-u.ac.jp
〒386-8567 長野県上田市常田3-15-1

イベント一覧へ