日本機械学会「機械遺産」  機械遺産 第14号/MECHANICAL ENGINEERING HERITAGE NO.14
カブ号F型(ホンダ自転車用補助エンジン)
Cub Type F
 ホンダカブ号F型は1952(昭和27)年に発売された、自転車用補助エンジンである。自転車後輪アクスルシャフト部に配置され、ドライブチェーンにより後輪を駆動する。エンジンはピストンバルブ・横断掃気式2サイクル単気筒で、排気量49.9cm3、最高出力は3,000rpmで1PSの性能を有した。軽量で、高い生産性を得るため、アルミダイキャスト部品やプレス部品を時代に先駆けて積極的に取り入れたことにより、自転車用補助エンジンとして、質量は当時最軽量の6kgを達成した。
  本製品は高い信頼性と、「白いタンクと赤いエンジン」というユニークなデザインから、多くの方々から支持され、急速に普及していったものである。本製品は、当時の流通網を大きく変革させ、大量生産の工業製品としての二輪車の市場を大きく拡大するきっかけとなり、以降の小型二輪車の原点となった歴史的な機械といえる。
《写真提供:ホンダコレクションホール》
公開
ホンダコレクションホール
●開館時間: 9:30〜17:30(季節とイベントにより変動いたしますのでお問い合わせください)
●利用料: 無料(ツインリンクもてぎへ入場に際しては別途料金が必要です)
●利用できない日: HPをご参照ください
●住所: 〒321-3597
栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
ツインリンクもてぎ内
●電話番号: 0285-64-0341
●HPアドレス: http://www.honda.co.jp/collection-hall/
●交通機関: 真岡鉄道 茂木駅よりタクシーで10分

 

 

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