日本機械学会「機械遺産」  機械遺産 第24号/MECHANICAL ENGINEERING HERITAGE NO.24
機械学会黎明期の学術図書
(機械学会誌創刊号、機械工学術語集及び機械工学便覧)

A Group of Publications by JSME in its Early Days
機械学会誌創刊号 : 1897(明治30)年12月
真野文二教授の提唱で創設され機械学会は、「機械学会誌」創刊号(第1巻第1号)を発刊した。内容は発刊の辞、論説及報文12編、特許抜粋3編などが収録され、国内機械技術者の情報受発信の場となった。
機械工学術語集 : 1901(明治34)年〜1924(大正13)年
  1901(明治34)年から1924(大正13)年12月までの歳月をかけ刊行された。「術語とは学術技芸上において特別なる意味を有する言葉の謂なり。言語文章は思想を運搬する鉄道機関車なり、学術技芸を山間、海濱、都会、田舎の差別無く自在に運搬するところの鉄道機関車とも云うべき術語はなるべく平易なる文字にして口に唱へ易く耳に悟り易きことを期すべし」と記され、当時としては斬新な編集方針となっている。
  第壱輯…蒸汽及蒸汽機関之部、1910(明治43)年
  第貳輯…機械及構造の強弱之部 1924(大正13)年
  第参輯…機械工作法工作機械及工具之部
    水力学及水力機械之部:1914(大正3)年
  第四輯…機構及機械設計之部:1917(大正6)年
  第五輯…内燃機関之部及全体之補遺:1924(大正13)年
機械工学便覧 : 1934(昭和9)年
  「機械工学便覧」は、8ヵ年に亘り22名の委員の努力と約2万円の経費を投じて完成した。メートルで記述され、本文660ページ、それまでの機械工学と技術との集大成として1934年(昭和9年)2月に刊行された(A6判、704ページ、定価2円50銭)もので、本会創立以来の大事業であった。
《写真提供:社団法人 日本機械学会》
公開
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