日本機械学会「機械遺産」  機械遺産 第44号/MECHANICAL ENGINEERING HERITAGE NO.44
青函連絡船及び可動橋
(@船舶:青森側/A船舶:北海道側/B可動橋:青森側/C可動橋:北海道側)
Seikan Train Ferry and Moving Rail Bridge
 青函鉄道連絡船は、1908(明治41)年に帝國鉄道庁によって運航が開始され、1988(昭和63)年の青函トンネルの開通までの80年間、北海道と本州を結ぶ物流の大動脈としての役割を担った。
 車輌航送は1925(大正14)年より本格的に開始され、船舶への鉄道車両搭載のため可動橋が青森・函館両港に設置された。両港に保存されている可動橋を支える主塔の部分はこの最初期からのものである。また、青森側に保存されている主・副橋桁は、車両通過速度を向上させるよう1954(昭和29)年に改造されたものである。
 船舶は、青森側に「八甲田丸」(青森側からの最終運航船)、函館側に「摩周丸」が保存されている。前者は55隻の歴代配属青函連絡船中最長の23年7ヶ月の就航期間を記録している。資料としては、各船の航海日誌、多数の青函連絡船の建造経過写真、航路運航記録、設計図、取扱説明書、事故報告書、海難審判記録などが摩周丸に網羅的に保存されている。
 これら資料は、国内連絡船航路最大の運航回数72万回、輸送人員1億6千万人、貨物2億5千万トンを輸送した青函航路の栄枯盛衰の記録であるとともに、輸送の安定と効率化に尽した技術者たちの記念碑である。
《写真提供:青森県、函館市青函連絡船記念館摩周丸》
公開

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

●開館時間: 4/1〜10/31 9:00〜19:00(入館は18:00まで) 11/1〜 3/31 9:00〜17:00(入館は16:30まで)八甲田丸と外観可動橋は見学自由
●利用料: 大人500円 高校生300円 
中学生300円 小学生100円
●利用できない日: @11/1〜3/31の期間:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)A12/31および1/1B3月第2週の月曜日から金曜日まで
●住所: 〒038-0012
青森県青森市柳川一丁目112番15地先
●電話番号: 017-735-8150
●HPアドレス: http://www7.ocn.ne.jp/~hakkouda/
●交通機関: JR青森駅から徒歩5分
公開

函館市青函連絡船記念館摩周丸

●開館時間: 8:30〜18:00(入館は17:00まで)11/1〜3/31 9:00〜17:00(入館は16:00まで)
摩周丸外観と可動橋は見学自由
●利用料: 大人500円 子供250円
●利用できない日: 無休(ただし、臨時休館有り)
●住所: 〒040-0063
北海道函館市若松町12番地先
●電話番号(公開施設): 0138-27-2500
●HPアドレス: http://www.mashumaru.com/
●交通機関: JR函館駅から徒歩4分

 
 
 



 

 

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