LastUpdate 2006.8.4

「メカライフの世界」展

2005年度「メカライフの世界」展 関東学生会


「流れのふしぎ」出張授業および工作教室


○2005年7月2日〜12月16日までの15回
○神奈川工科大学/石綿研究室,赤池研究室
○企画実施に参加した学生名:島袋大介ほか20名
○来場者総数:15件の教室を実施し,合計で約1 600名
身近な自然現象である流れを題材に理科,科学技術の啓蒙を目的として,神奈川県お
よび東京都内の小学校10校とイベント5件において出張理科教室・工作教室を実施し
た.空気の流れを利用した簡単なおもちゃの工作と体験型展示を行い,たいへん好評
であった.



心臓なんでも教室へようこそ

○2005年8月2日
○早稲田大学/梅津研究室
○企画実施に参加した学生名:錦織 晃,江口正芳,大庭幸裕,粟倉誠一,沖恵理子,
須藤宏幸,中安妙子,福島桃子,古里正光,山口晋平,若狭翔太朗,鴨田明憲,久保
菜津美,石澤祐馬,坂田 亮,佐竹祥明,高山大祐,田中智美,坪内俊介,福井弘一,
安田 稔,片倉陽子
○来場者総数:約70名
早稲田大学理工学部梅津研究室で,小学校低学年を対象に「心臓なんでも教室へよう
こそ」を8月2日に行った.梅津研究室で開発を行っている人工心臓をモデルにした
「ガシャポンプ」を製作し,心臓がどれだけの仕事をしているのかを体感してもらっ
た.工作とともに,心臓にまつわるクイズなども行い楽しく工作や実験ができた様子
だった.



見てみよう、さわってみよう −いろいろなメカニズム−

○2005年8月5日,6日
○横浜国立大学/藪田研究室,竹田研究室,梅澤研究室,西野研究室,機械工場
○企画実施に参加した学生名:佐藤好一,松木洋介,Shekhar Chandra,Song
Gil-Dal,竹内亮太,前田晋也,巽 俊文,進藤雄介,平塚洋二郎,槇田 諭,板倉
慎一郎
○来場者総数:141名
本企画は,受験希望者を対象としたオープンキャンパスの機会をとらえて,高校生,
兄弟姉妹,父母らに,「ものづくり」に関連した大学での教育研究について体験学習
する場を提供するものである.当日は真夏の強い日差しの中,多数の参加者が研究室
や機械工場をめぐりながら,「ものづくり」への興味を深めてもらえたと思う.



多足歩行ロボットによる障害物競争メカトロ体験教室

○2005年8月5日,26日,11月5日,6日
○東京工業高等専門学校/機械工学科/黒崎研究室
○企画実施に参加した学生名:ロボット50名,メカトロ体験教室10名
○来場者総数:のべ120名
障害物競争は一般の方がたくさん参加し,大変もり上がった.メカトロ体験教室は多
くの中学生が一生懸命やっていた.



メカの世界2005

○2005年10月22日,23日
○東京工業大学/工学部/機械科学科
○来場者総数:約600名
機械科学科各研究室の研究紹介パネルや展示・研究室公開,さらには学科所属学生の
製作した独創的な機械の展示を体験していただいた.特に学生の製作した機械では,
自動毛筆ロボットとページめくり機の展示を行い,小中学生から大人までの多数の来
場者に広く深くメカの可能性を感じていただくことができた.



ミニ電気自動車のすすめ

○2005年10月22日,23日および11月13日
○拓殖大学/工学部/機械システム工学科/流体工学研究室
○企画実施に参加した学生名:石川,伊藤,鈴木,伊丹,曲,星野,小野寺,小寺,
平野ほか
○来場者総数:80名
今回,バッテリーメーカの協力を得て,ニッケル水素バッテリーを使ったが,走行距
離が従来の鉛酸バッテリーに比べ3倍になった.日常の足として手作りEVが利用でき
る状況になってきた.



作って楽しもう!メカライフ2005

○2005年10月29日,30日
○木更津工業高等専門学校/機械工学科/自動化研究室
○企画実施に参加した学生名:在原健太朗,大友隆洋,岡本真理子,亀山裕樹,近藤
太介,斉藤貴之,下川雅史,白井邦博,鈴木浩史,須田良輔,高橋禎明,高橋秀和,
西原正嗣,松岡康治,森 裕秋,山口和也(16名)
○来場者総数:235名
学園祭期間中に「作って楽しもう!メカライフ2005!」を実施した.小中学生向けの
製作体験テーマとして,? 思いどおり動くかな?レゴロボットを作ろう!,? 空飛
ぶ円盤!?ホバークラフトを作ろう!,? どれが速いかな?!ウインドカーを作ろう!
の三つを企画した.来場者は小学生から年配の方までと幅広く,皆さん製作体験とそ
の出来具合を楽しんでいた.
ホバークラフトでは,簡易にできることから子供でも楽しく体験でき,完成度も高かっ
たと思う.次に,ウインドカーでは風の方向に逆らって走る様子に興味を持ってくれ
た.また,レゴロボットは親子連れで来場された方が多く,親御さんも興味を持たれ
たようである.
さらに,同時に開催された研究室の公開イベントでは,FAシステムの説明やマイクロ
ロボットの体験,PICの体験など,機械やロボットの動きに小さな子供でも興味を持っ
て楽しんでいた.
イベントを通じて,製作物が思い通り動いたり,上手に完成させたりして喜んでいる
様子や工夫・改良を楽しむ様子から,体験・感動することの大切さを改めて知ること
ができた.今後も地域に身近な機械工学をめざし,楽しい製作体験テーマを企画した
いと思う.



地震探知ロボットを見てみよう


○2005年11月3日
○千葉大学/野波健蔵研究室
○企画実施に参加した学生名:増永聖二,奥雅希,邵輝,菅井晴彦,安達健司,姜楠,
朴光日,楊虎哲(8名)
○来場者総数:65名
我々は全世界で問題視されている埋設地雷について,人々の安全と効率の良い探知除
去作業を行うためのロボット技術を提案している.
当日は来場してくださった方々に地雷探知ロボットを用いた地雷探知除去作業を紹介
し,多くの方々に地雷問題についてご理解していただけた.



メカの世界


○2005年11月4日,5日
○湘南工科大学/機械システム工学科/北洞研究室,森棟研究室,大野研究室,江口
研究室
○企画実施に参加した学生名:大森 崇,長友純一,飯野裕一,石井 甫ほか17名
○来場者総数:239名
湘南工科大学の大学祭の2日間に工作教室と体験・展示を行った.工作教室では,身
の周りにある物を用いたヘリコプターやフィルムケースロット,ペットボトルカーの
作り方を教え,体験・展示では,ロボットの操縦の指導やエンジンの排ガス浄化につ
いての説明,またスターリングエンジンの展示や三次元CADの操作の説明を行った.4
日の午前中には,近隣の小学校4年生39名に対して実施し,工作教室で作ったヘリコ
プターを屋外で飛ばし,高く飛んだ小学生からは歓声が上がっていた.親子連れなど
の幅広い年齢層の方約250名に来場していただいた.



第4回スターリングエンジンカー大会 in  Hatoyama


○2005年11月5日
○東京電機大学/里見研究室
○企画実施に参加した学生名:光岡 毅(里見研究室一同)
○来場者総数:40名
本大会は子供たちに科学・技術に興味を抱かせる機会を提供することを目的としてい
る.キットカーレースでは親子連れなど40名程の参加者があり,小規模ながら安定し
てきたように感じた.参加者であった小学生の中には「将来は科学技術について学び
たい」という人も見受けられ,大会目的を達成することができたと感じた.



よくできているアルミ缶の構造 −金属が破れることとつぶれることの違いをみようー


○2005年11月5日,6日
○日本大学/生産工学部/邉研究室
○企画実施に参加した学生名:杉本 直,飯塚由佳,木原裕一
○来場者総数:94名
円筒直径と厚さの比率がロケットや航空機胴体の形状とほぼ等しくなるアルミ合金製
の薄肉円筒に水圧を用いて内圧をかけて,破壊するまでの実験を11月5日と6日の各2
回,合計4回行い,変形具合と破壊様相の観察を行い,金属が破れる破壊現象の確認
を行った.また,真空ポンプを用いて,円筒内部の空気を吸い出して大気圧による外
圧を与えて,薄肉円筒殻を座屈させて,金属がつぶれる現象を確認した.
以上2種類の実験により,アルミ合金製薄肉円筒殻の破壊と座屈の違いを見せた.ま
た,缶は内圧よりも外圧に対して弱いため,内圧をかけて飲料を入れて構造安定性を
上げていることも話して,「構造」に対して関心を持たせることができた.



マイクロマシンと小さなロボット体験デー


○2005年11月5日,6日
○日本大学/理工学部/精密機械工学科
○企画実施に参加した学生名:田畑昭久,青樹裕太,石井裕史,大里晴亮,小澤航平,
木内友章,小林 功,村松篤史,矢田好宏,谷部芳明,山下恭平,山本 聡,湯浅友
也,吉野 聡,富久尚子,内田光裕,石川智之
○来場者総数:690名
日本大学理工学部精密機械工学科に所属する学生たちが主体となり,社会に役立つマ
イクロマシンや小型ロボットとその周辺技術に関する研究成果の展示説明,ならびに
不用になった携帯電話の部品を利用したリサイクル移動ロボットの「ものづくり体験
コーナー」を設け,「マイクロマシンと小さなロボット体験デー」というテーマで,
「メカライフの世界」展を開催した.マスタースレーブ型の協調制御ロボットやお湯
だけで動く電子メリーゴーランドの展示,小型ロボットのダンスデモンストレーショ
ンならびにリサイクル移動ロボット製作体験などに人気が集まり,近隣の皆様や県内
の高校生を中心に2日間で計690名の方にご来訪いただいた.


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