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「メカライフの世界」展

2005年度「メカライフの世界」展 九州学生会


探検、メカトロワールド


○2005年7月31日
○八代工業高等専門学校/機械電気工学科
○企画実施に参加した学生名:生産情報工学専攻2年 若松和哉
○来場者総数:487名(学生379名,教職員・保護者108名)
中学生を対象としたオープンキャンパスと同時開催という形にて実施した.体験授業,
体験実習,学科展示について,参加者全体を三つの班に分け,それぞれにローテーショ
ン形式で体験してもらった.体験授業ではVisual Basicを用いて,機械電気工学科と
各研究室の紹介を行った.体験実習では,ペットボトルロケットの製作およびNC旋盤
を使った金印作りを体験してもらった.また,学科展示ではポケコンを用いたライン
トレーサーや超音波CT装置,マグネシウム合金を用いた製品など,機械電気に関連す
る展示を行った.ロボットの動きに驚いたり,さまざまな測定装置の原理を熱心に質
問するなど,中学生からは大変好評な印象をうけた.



見て、触れて、感じて・・・機械工学


○2005年8月26日,27日
○有明工業高等専門学校/生産情報システム工学専攻
○企画実施に参加した学生名:江口 剛,上田展嗣,木村 匠,吉川耕平,葭原俊一
○来場者総数:約900名
本校のオープンキャンパスにおいて,設計から製作まで,すべて学生の手で完成させ
た環境にやさしいソーラーエネルギーで動くボートの展示を行った.環境に対する意
識向上や「ものづくり」の楽しさをボートの製作工程の写真や図を中心として,小・
中学生に分かりやすい説明パネルを制作し,原理を含めて紹介した.実際にボートに
触れることで,機械工学の楽しさや制作の苦労などを理解してもらった.さらに,小・
中学生に完成したときの喜びや試走したときの感激を直接伝えることができ,機械工
学への関心を高めることができたと感じた.



アイボプログラミングコンテンスト


○2005年10月23日
○九州産業大学/工学部/機械工学科/バイオロボティクス学科/日垣秀彦研究室,
蔵田耕作研究室
○企画実施に参加した学生名:田中禎明,姫野修宏,福永鷹信,安武誠治,須崎映太,
松本繁樹,田中俊介,室園直考,魚川 哲,梶原 涼
○来場者総数:約120名
高校生を対象としてメカトロニクスやロボットへの関心および理解を深めてもらうこ
とを目的に,今年度で第4回目となる「アイボプログラミングコンテスト」が開催さ
れた.これは,事前に参加チームを募り,AIBOとパソコンを貸し出し,教員および大
学院生による出前講義と実技指導を経て,本学オープンキャンパス時に制作プログラ
ムのコンテストを実施するものである.今回は「ダンス」と「唸れピンクボール! 
サッカーコロシアム」の二つの課題に対して,参加高校生(5高等学校,計8チーム)
がアイデアを競った.



機械工学科主催 2005年ロボットコンテスト


○2005年10月29日
○鹿児島工業高等専門学校/機械工学科
○企画実施に参加した学生名:有上ほか44名
○来場者総数:約400名
鹿児島高専の文化祭のイベントとして,「機械工学科主催2005年ロボットコンテスト」
を開催した.競技名は「ピン・ポーンでボーリング!」であり,競技内容はピンポン
玉が置いてある所まで障害物を乗り越えてロボットが取りに行き,取得した玉をボー
リングのように転がして,穴に入れるというものである.穴も数種類あり大きさによっ
て得点が異なる.5年生も含めて25チームが出場した.それぞれさまざまなアイデア
が駆使されており,白熱したゲームが展開され,来場された一般客にも楽しんでいた
だけた.



工学部探検2005 「機械ワールドを探検しよう!」


○2005年10月30日
○熊本大学/工学部/知能生産システム工学科機械系/17研究室参加
○企画実施に参加した学生名:工学部知能生産システム工学科,自然科学研究科機械
システム専攻合計124名(学生会幹事 横川健作)
○来場者総数:約200名(機械系)
熊本大学工学部の一般市民向け行事「工学部探検2005」の中で,機械系学生として
「機械ワールドを探検しよう!」というフレーズでテーマを企画した.昨年より一つ
テーマを増やし,機械加工・機械材料分野,材料力学分野,熱流体分野,計測・制御
分野の研究室より15の企画を出した.内容はものづくり,ナノテク,制御・ロボット,
熱伝達,流れ,材料強度・物性,計測システム,加工,ロケット推進に関する遊びを
含めた導入的な説明・実験から専門技術・研究の紹介にわたる幅広いもので,準備に
時間を1〜2箇月間かけている.特に今年度は,九州学生会として独自に先端技術に関
するDVDの上映や科学実験を行った.今年は天候に恵まれ,見学者の出足がよく,テー
マによっては人だかりができていた.低年齢の子供から高校・大学生,また一般の方
にも科学や工学の楽しさ,面白さを味わっていただけたと思う.



「メカライフの世界」展 2005 in Fukuoka Univ.


○2005年11月3日,4日
○福岡大学/工学部/機械工学科の全研究室
○企画実施に参加した学生名:古賀智久ほか30名
○来場者総数:320名
事業内容
<CODE NUM=0151>^tおもしろ物理現象の手作り実験(クラドニ図形,カルマン渦,ホ
バークラフトなど)
<CODE NUM=0152>^tロボット実演(二足歩行ロボット,サッカーロボット,ロボッ
トUFOキャッチャー)
<CODE NUM=0153>^tおもしろメカ体験(セグウェイ,地球ゴマ,飛行船など)
<CODE NUM=0154>^t自動車用エンジン,マイクロジェットエンジンの展示 …など
「Pleasure」今年の学園祭のテーマであり,今年は来場物が実際に体験し楽しめる物
を多く取り入れた.休日,平日関係なく当日の会場は多くの来場者で賑わっていた.
展示物の中で最も人気を博したのがセグウェイだった.二輪車の形状と,実際に乗っ
たときの感覚に歓喜の声がり,来場者の方々は大変楽しまれていた.また,二足歩行
ロボットを実際に動かしてもらったり,クラドニ図形,地球ゴマ,カルマン渦などで
物理現象を自分で体験してもらい,“楽しい”,とか,“物理や機械に興味を持った”
などという意見を多数聞いた.今回のイベントで,物理現象や機械の楽しさを十分に
伝えられたのではないかと思う.そして,少しでも多くの人たちが機械工学に興味を
持ってくれれば幸いである.



メカエレ展


○2005年11月4日〜6日
○九州共立大学/メカエレクトロニクス工学科
○来場者総数:150名
学園祭開催期間を利用し,メカエレクトロニクス学科の研究内容を紹介した.「エコ
エネルギー」のキーワードから,「マイクロカー」,「電気自動車」,「燃料電池車
」,「水素吸蔵合金」の展示と説明を行った.燃料電池の小型実験装置には,水素と
酸素からモータを回す電気を作り出す様子を熱心に見入る児童が印象的だった.
ロボットコーナーでは,「ROBO-ONE」に参加した2足歩行ロボットや,人間の問い掛
けに反応を返すコミュニケーションロボットが人気を集めていた.また,HONDAエコ
ランコンテストに出場したエコカーと,発砲スチロール製ボディ型は学生による「モ
ノづくり」として紹介され,学外の方だけでなく学内の他学科学生にも好評と応援を
いただいた.



バイクをつくろう


○2005年11月5日,6日
○佐世保工業高等専門学校/機械工学科
○企画実施に参加した学生名:角翔次郎ほか
○来場者総数:約500名
実際に乗車可能なバイクのエンジンおよび車体部品を分解し,その原理や仕組みにつ
いての説明を行った.さらに,来場者とともにバイクを組み立てた.来場者のなかに
は,工具すら触れたことがない方もおられたが,組立が完了したときの喜びを共感で
き,私たち学生も満足のいく企画となった.



ロボットと遊ぼう


○2005年11月6日
○大分大学/機械工学教室
○企画実施に参加した学生名:石橋和基,森広啓,水江祐樹,藤原健吾,楳園良平,
小野修一郎,平瀬貴之,清水俊秀,村元秀二
○来場者総数:272名
去る11月6日,大分大学旦野原キャンパス内において,「メカライフの世界」展が開
催された.今回は前年同様「ロボットと遊ぼう」に加え,「スターリングエンジンの
仕組み」も行われた.当日はあいにくの大雨にもかかわらず,前年度を大きく上回
る272人もの来場があった.来場者の多くは子どもたちだったが,ロボットが命令通
りにジュースを運んでくる光景に驚きと感動の表情を浮かべていた.スターリングエ
ンジンのほうは初めての試みだったが,こちらも大好評だった.今回の「メカライフ
の世界」展を通して,多くの来場者に現代の機械技術を身近に,そして楽しく理解し
ていただけたことと思う.



2005メカワールド in Kagosima University


○2005年11月12日,13日
○鹿児島大学/工学部/機械工学科/機械工学科の全研究室
○企画実施に参加した学生名:笹本光久ほか各研究室代表者18名
○来場者総数:70名程度
機械工学の研究内容の紹介として研究室公開やパネル展示やデモ実験などをスタンプ
ラリーと併用して実施した.またエコランカー研究会,ロボット研究会による展示や
試乗,ロボット操作の体験を実施した.そして,会場に休憩室を設け,教官による中
高生対象の進学の相談や機械工学科の紹介なども実施した.参加した小中高生にとっ
て「メカライフの世界」展が科学技術に興味を持つきっかけとなり,将来エンジニア
になり,技術の発展に寄与する人が出ることを望む.



メカトピア2005


○2005年11月13日
○久留米工業高等専門学校/機械工学科
○企画に参加した学生名:古賀康士郎,山田敦志,末次 励,杉野貴昭
○来場者総数:約1 500名
久留米市教育委員会他主催の「第10回マナビィランド」に出展する形で,「メカライ
フの世界」展・「メカトピア2005」を開催した.当日は天気も良く他の催し物も盛況
なこともあって来場者は非常に多かった.昨年に引き続き機械に触れてもらおうと,
サッカーロボ4台でサッカー大会を開催した.ポンポン船の実演を行った.ろうそく
の火で動くその様子は,親御さんにも好評であった.また,カートの展示と走行デモ
も行った.



メカランド2005


○2005年11月19日
○長崎大学/設計システム学研究室
○企画実施に参加した学生名:宮崎陽一,井本敬介ほか35名
○来場者総数:70名程度
長大祭期間中,「メカランド2005」というテーマで子供たちにものづくりの楽しさを
伝えた.各研究室ごとにペーパージャイロや空気の実験,自作ゲームの展示などを行っ
た.どの催しも大変好評で,実施したアンケートでは「来年もぜひ来てみたい」との
声を多くもらうことができた.



工大祭”メカニクスポ” 〜Mechani-Expo 2005〜


○2005年11月19日,20日
○九州工業大学/工学部/機械知能工学科全研究室
○企画実施に参加した学生名:(総指揮)有家崇裕,藤江 哲ほか各研究室の代表者
○来場者総数:約200名(2日間ののべ人数)
今年の工大祭では,各研究室の研究内容を紹介したパネル展示やビデオ上映,研究室
を案内するツアー以外にも,いくつかの研究室では実験やイベントが催された.例え
ば,飛しょう体をエアーガンにより加速し,アルミ缶にぶつける高速衝突実験では,
スペースデブリの危険性とその対策について知ってもらうことができた.また,空気
の噴射を利用し,姿勢制御の難しさを体験してもらう火星探査シミュレータは,ミニ
チュアの探査船にカメラが搭載されており,それをモニターで見ながら操作すること
で,実際に火星を探査しているような雰囲気を味わうことができ人気を呼んだ.その
ほかにも,サンドブラストによりグラスにきれいな模様を描くグラスアートや,マシ
ニングセンタにより複雑な形状に削り出された金型に,ロウを流し込むろうそく作り
は,自らの手でものを作る楽しさを知るということで好評であった.
今回,このメカニクスポを通して,工学の楽しさを多くの人々に伝えることができ,
大成功であった.来年は,さらに各研究室との連携を深め,素晴らしいものにしてい
きたい.



メカライフの世界


○2005年11月19日,20日
○佐賀大学/機械システム工学科
○企画実施に参加した学生名:学生,大学院生約100名
○来場者総数:200名
事業内容は,機械システム工学科の紹介,生体を動かすロボット技術,水素を用いた
燃料電池技術の紹介を行った.また,各研究室ごとの研究説明用のパネルも20件ほど
展示した.大方の大学院生と各研究室の先生方も参加されていた.同時に,全学のオー
プンキャンパスが開催された.
会場には高校生や家族連れの方々がたくさん訪れており,目の前で行われるロボット
の動作や燃料電池で動くラジコンなどを興味津々といった様子で見学しているのが印
象的だった.



ロボットとコンピュータ


○2005年11月20日
○宮崎大学/工学部/機械システム工学科/川末研究室
○企画実施に参加した学生名:木山祐一朗,吉良俊信,村岡雄一郎
○来場者総数:150名
実演が始まって以来,人が途絶えることがなく,大変好評をいただいた.特に,小中
学生に好評で,興味深げに体験,見学していた.大人の方も興味を持っていただいて,
お子さん共々思い出に残ったことと思う.高校生もよく来てくれて,説明を真剣に聞
いていた.この経験が進路を決める際にも参考になってくれたら嬉しく思う.今回の
発表で機械に興味を持ってくれた人が増えたことと確信している.



サイエンスワールド


○2005年11月26日,27日
○九州大学/九州大学大学院工学府機械科学,知能機械システムの研究室およびロボ
コン,ヒューマノイドプロジェクト,エコカー,鳥人間チーム
○企画実施に参加した学生名:古賀俊亘以下,約40名
○来場者総数:約450人
今年度も多くの学生,先生方の理解と協力を得て11月26日,27日の2日間開催するこ
とができた.また,福岡県,福岡市,福岡市教育委員会に後援いただき,小・中学校,
公民館などにポスターを貼らせていただくことができた.昨年同様,親子連れで展示
を楽しむ姿が多く見受けられ,来場した子供たちが将来日本の科学技術を担う人材と
なることを切に願う.




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