日本機械学会2002年次大会について
ロボメカ部門担当実行委員 鈴木高宏(東大生研)


 今年の年次大会は9月24日より5日間(国際シンポジウムも含む),東京大学本郷キャンパスで開催されます.特別企画71件をはじめ多くの行事が予定されています.年次大会の大きな特長は,普段は滅多にない他分野の方々との議論と交流の機会にあります.当部門としても,それを最大限に活用すべく,今年度は例年以上に数多くの企画を立てています.以下にそれらの企画,および当部門に関連するその他の企画をまとめましたので是非御覧下さい.皆様の奮っての御参加をお待ちしております.(http://www.jsme.or.jp/2002am/)

1.大会概要
日本機械学会2002年次大会(MECJ-02)
 日時:2002年9月24日(火)〜28日(土)
    (併設国際シンポジウムを含む)
 会場: 東京大学本郷キャンパス(東京都文京区本郷7-3-1)
 特別講演: 9/26(木) 16:15〜17:45
 講師:総合科学技術会議 桑原 洋 氏

 懇親会:9/26(木) 18:15〜20:30
 会場: 東京ガーデンパレス(東京都文京区湯島1-7-5)

 一般講演:9/25(水)〜27(金)の3日間
  国際シンポジウム(併設):
   9/24-25:“Distributed Energy Systems in the 21st Century”(熱工学,動力・エネルギー,エンジン,流体工学,機力・計測 部門)
   9/25-26:“機械の状態監視と診断”(機力・計測部門)
   9/27-28:“Cell Biomechanics & Tissue Engineering”(バイオエンジニアリング部門)

2.ロボメカ部門企画
2-1. 基調講演「21世紀,いよいよ本物になるロボット」
 講演者: 藤江正克(早稲田大学)

2-2. 研究発表セッション
(1)JT-05「生物の運動機能/バイオミメティクスとバイオメカニクス・バイオロボティクスとバイオメカトロニクス」(バイオエンジニアリング部門と共催)
 企画: 森川裕久(信州大学)他

(2)JT-19「センサ・アクチュエータシステムとその知能化 -実環境で活躍するメカトロニクスをめざして-」(情報・知能・精密機器,機素潤滑と共催)
 企画: 野村由司彦(三重大学)他

2-3. 先端技術フォーラム
(1)「ナノ・マイクロメカトロニクス」
 企画: 新井健生(大阪大学)他

(2)「物作りと教育」(工学教育センターと共催)
 企画: 生田幸士(名古屋大学)

(3)「コンピュータビジョンの最先端」(流体工学,熱工学,機材・加工と共催)
 企画: 藤井孝蔵(宇宙科学研究所)

2-4. ワークショップ
(1)「福祉におけるロボティクス・メカトロニクス」(バイオエンジニアリング,機力・計測と共催)
 企画: 山本圭治郎(神奈川工科大学)

(2)「ITSにおいて必要とされる要素技術」(交通・物流と共催)
 企画: 鈴木高宏(東大生研)他

(3)「メカトロニクスの応用展開を考える」
 企画: 橋本秀紀(東京大学)他

(4)「水中・水上ロボティクス」
 企画: 藤井輝夫(東京大学)

2-5. 市民フォーラム
「ロボットグランプリの更なる全国展開」
 企画: 広瀬茂男(東京工業大学)

3.ロボメカに関連する他部門企画
3-1. 基調講演
(1) 「健康を支援するロボットの機構と制御」(機素潤滑設計)
 企画・講演:藤江正克(早大)

(2)「状況に依存した認識と知能を担う脳のダイナミックス」(情報・知能・精密機器)
 企画:佐藤太一(東京電機大)
 講演:山口陽子(理研)

3-2. 先端技術フォーラム
(1)「最新のシミュレータ技術」(機力・計測,交通・物流)
 企画:藤本裕(鉄道総研)他

(2)「21世紀を元気にする産業を支えるナノテクノロジー」(機素潤滑設計,情報・知能・精密機器)
 企画:藤江正克(早大)

3-3. ワークショップ
(1)「ニューアクチュエータ(実演付き)」(機素潤滑設計)
 企画:鈴森康一(岡山大)

(2)「IT(CAD/CAM/CAE/NC/RP)を利用したモノづくり教育」(FA,生産加工)
 企画:青山英樹(慶大)他

3-4. 市民フォーラム
(1)「多様化する社会と理科・技術科教育の現状」(技術と社会,工学教育センター)
 企画:大島まり(東大生研)

(2)「日本の技術教育,工学教育を考える」(工学教育センター)
 企画:有信睦弘(東芝)

(3)「JABEE本審査に向けて」(工学教育センター)
 企画:有信睦弘(東芝)



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Last Update :  2002/4/15

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