No.14-45 イブニングセミナー(第172回)
世界と日本の揚水器(機)・ポンプの歴史

U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2014年5月28日(水)18.00~20.00

会 場 明治大学理工学部 駿河台キャンパス( リバティータワー 1136室

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
明治大学キャンパス案内図(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html)

趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師  揚水器(機)・ポンプは古代から現代まで利用され続けている唯一の機械で、中世頃までは人々の生活に最も必要な重要機械でした。
 時代を代表する科学者や技術者たちが開発に大勢参加している。何れの国でも農業への利用で大掛りな揚水機械を使用していました。動力的には奴隷の仕事時代、人の一生が水汲み作業のみに終わる時代も永く続いていました。
 エジプトのアレキサンドリアの古代都市地下墓地にある世界最古の機械装置絵は、サキア-と呼ばれる揚水機械でした。日本の揚水機械は中国から齎されましたが、実物絵はなく中国絵画に学び発展した四季耕作図等から姿を見る事が出来ます。また、日本が激しく変革した明治維新では、想像を超える欧米の揚水技術を知り農業鉱山水道等へポンプが輸入されました。日本のポンプ技術は①輸入ポンプ補修・模倣製造、②新機種開発・第2次大戦時には欧米を凌ぐ機種も出現、1955年頃からは世界ポンプ市場へ進出、覇権を握るまでに発展した時代もありました。

講師:富澤清治(ポンプ設備研究所 所長)

【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.


【申込方法】 「No. 14-45 イブニングセミナー(第172回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.


【申込先】 日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)E-mail: sonehara@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<懇親会> 大学近くの「パブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を行います.
会費 3 000円程度


【問合せ先】 日機装技術研究所 小西義昭/電話(042)392-3087 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 2014年6月25日(水)18.00~20.00
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