No.14-106 イブニングセミナー(第175回)
魂を写しだすポートレート写真

U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2014年8月27日(水)18.00~20.00

会 場 明治大学 リバティータワー12階 1126教室

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師  「虎穴に入らずんば虎子を得ず」魂を写しだすポートレート写真は、その魂が一番信念に燃え輝いている時がシャッターチャンスだ。
 魅力ある魂の存在は、己を犠牲にしてでも他者の幸せを願い行動する純粋な心の中に存在する。その厳しい戦いの最中の貴重な魂の光を求めて遍歴するのが私のポートレート写真群である。
 アウンサン・スーチー、ネルソン・マンデラ,ダライ・ラマはじめ国民の幸せのため、自己を犠牲にしてでも戦いぬく方々を撮影する時の最大の壁は、その活動を阻む強力な時の権力と戦わなければ実現しない。秘密警察をかいくぐり虎穴に入り目的の写真を写すには、一般常識を越えた努力が必要になる」と考え実践してきた。
 現在、多くのテレビ、新聞、雑誌などの取材は編集会議、企画決定、担当者決定、コーディネーター捜し、カメラマン決定と多くの人の手を回し撮影が完了する。しかしこのシステムでは初期の編集会議で討議された,魂の燃え輝いている姿を写し出そうという強い信念は,徐々に薄められてしまう.
 私の「魂のポートレート撮影」は、撮影許可から取材費の工面まで全て自分自身で行う多くの困難さの一方で、人生観を変える出会いに遭遇できる。
 今回の講演では如何にして許可を取り、現地では秘密警察をかいくぐり無事にフィルムを持ち帰る経験などスライドを交えお話する。
1) アウンサン・スーチー:ミャンマーで秘密警察と戦いつつ軟禁解放直後に世界で初めて自宅内で撮影したエピソード
2) マザー・テレサ:インドのカルカッタでお会いし,撮影許可願書を差し出すが数分後,マザー直筆サイン入りの「不許可」手紙を頂く、それから一週間毎日3時に起き早朝のミサに日参し、同時にマザーの築き上げた施設を回りその活動を身をもって体験した、ついに最後の日に撮影する事になった
3) ネルソン・マンデラ:27年間の獄中生活から解放された直後に撮影
4) ダライ・ラマ:24年間のお付き合いから感じた,法王誕生からインドへ亡命その人生ストーリーと五次元の世界

講師:薄井 大環(日本写真家協会初代会長代行)

【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 14-106 イブニングセミナー(第175回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 曽根原雅代)E-mail: sonehara@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<懇親会> 大学近くの「パブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を行います。
会費 3 000円程度

【問合せ先】 日機装技術研究所 小西義昭/電話(042)392-3087 E-mail:y.konishi@nikkiso.co.jp/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 2014年9月24日(水)18.00~20.00



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