No.15-128 イブニングセミナー(第188回)
-和紙の魅力-

U R L http://www.jsme.or.jp/tsd/
(技術と社会部門 企画)


開催日 2015年9月30日(水)18.00~20.00

会 場 明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー1133教室

東京都千代田区神田駿河台1-1/電話(03)3296-4545
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分

明治大学キャンパス案内図
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
趣 旨 技術はいま,資源,環境問題をはじめ,巨大化とブラックボックス化による人間疎外の傾向に関して多くの批判にさらされている.技術が受け入れられて発展するのも,拒絶され衰微するのも,また技術者の社会的地位のあり方も,社会との深い関わりの中にあることは明らかである.われわれが新しい時代を担う責任ある技術者であろうとするならば,人間についての深い洞察を持つとともに,社会の動きを正しく見極めなければならない.技術と人間,技術と社会の関わりについて現状を理解し,将来を展望することを目的とする.

テーマおよび講師

今,和紙と聞いて世界遺産を思い浮かべる人が多いと思いますが,日本の紙幣は何度折り曲げても切れることのない世界一の紙である和紙で出来ている事実もいまだ健在です.情報用の紙が再生紙,中性紙,ペーパーレスと寿命が変遷しても,年月を経た美術品,工芸品の修復に必須であることは無論のこと,草花を織り込んだ和紙の美しさは,和紙自体が工芸品であることも現代に至るまで変わりません.コウゾ,ミツマタ,ガンピという樹木自体に不思議さを秘めている(ミツマタは3つに枝分かれしているので不思議ですが)訳ではないでしょう.
紙は古代中国の三大発明の一つですが,紙は水をよく吸うのに,紙に書いた書画は滲んだりスッキリしたり様々です.現代では不織布が眼鏡拭きに使われますが,和紙は昔から織物ではありません.当たり前に使っている和紙の魅力をお話いただきます.

講師:西本幸宏(㈱小津商店 マネージャー)


【参加費】 正員 1000円(学生員 無料) 会員外 1500円(一般学生 500円)
当日会場にて受け付けます.

【申込方法】 「No. 15-128 イブニングセミナー(第188回)申し込み」と題記し

(1)会員資格(会員番号),(2)氏名,(3)勤務先・所属,
(4)連絡先(郵便番号・住所・電話番号・E-mailアドレス)を明記の上,
E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください.

【申込先】 日本機械学会(担当職員 秋山)E-mail: akiyama@jsme.or.jp ,FAX (03)5360-3508

<懇親会> 大学近くの「パブレストラン アミ」にて,講師を囲んで懇親会を行います。
会費 3 000円程度

【問合せ先】 KoPEL 小西義昭/電話 080-4092-0020 E-mail:ysk.konishi@nifty.com/
明治大学 村田良美/電話(044)934-7350 E-mail:murata@isc.meiji.ac.jp

次回予定 2015年10月28日(水)18.00-20.00テーマ「伝統的工芸品としての熊野筆」


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