イノベーションセンター 研究協力事業委員会所属分科会 |
1. 分科会名称 |
『光応用計測と数値解析による革新的燃焼技術の進展に関する国際協力研究分科会』 |
2. 主査名 | 冨田栄二 (岡山大学) |
3. 設置期間 | 2010年4月〜2012年3月(2年間) |
4. 活動目的・内容 |
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5. 期待される研究成果 | 二酸化炭素排出量削減など,世界的に厳しい環境保全要求に対応するため,産業界,学会,行政による合理的な規制値の設定と,それに対応した高度な燃焼制御技術の開発とが必要である.このため,燃焼に関する高度な光計測技術や数値解析手法など基盤的な情報が要求されており,産学の密接な協力の下に研究開発を進める必要がある.また,このような基盤的研究においては,研究開発の最前線にいる企業委員からの問題点の指摘や計測・数値解析に関わるニーズのフィードバックが極めて重要であり,本分科会の役割は極めて大きい.本研究分科会活動で期待される成果は以下の通りである. (1) 基盤的・先端的情報の提供: 本分科会で得られる委員からの基盤的および先端的情報は次世代環境対応型燃焼技術開発の推進に有用である. (2) WG活動による産学連携:参加会社の希望に基づき,燃焼制御を行うための計測手法とその情報を基に数値制御のための数理モデルを開発・検証する.引き続き,ガス流動WGでは計算と実験の相違点の吟味・検討等を行う.その後,化学反応・着火のWGを考える. (3) 国際交流および国際協力:IEAの国際協同研究への参加は日本として国際的に貢献している.IEAの国際共同研究への参加は国際条例遂行の重要な活動であり,国際的な貢献となる.企業は,IEAの活動に積極的な会社として認知され,社会的なPR効果がある.また,東(南)アジアの研究者と連携し,環境保全と資源保護に貢献する. (4) 海外からの情報の迅速な提供:海外の先端的な情報を迅速に入手・提供し,随時,研究者側委員と会社側委員の情報交換の場を設ける. |
6. 参加負担金 | 40万円(年間)×2年 |
7. 問合せ先 |
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