日本機械学会賞について

 

 日本機械学会賞は本会創立60周年(昭和32年)記念事業の一つとして 「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として昭和33年に設けられ、 表彰は毎年4月の総会で行うこととした(第1回表彰は昭和34年4月の第36期総会)。

 当初この賞の運営に要する資金は、創立60周年記念事業資金として 会員から寄付された資金の一部(1,000万円)によって運営された。 この寄付金は大蔵省の指定寄付金(免税)となっていたので、その運営に際して受賞対象は 「会員以外もた論文と製品」となっており、また寄付金の1,000万円は10年間の表彰で使用することが条件となっていた。 なお受賞論文・製品については総会会場において概要発表及び製品展示を行った。(昭和35年度)

 10年経過後の昭和43年度らの表彰については、検討の結果継続して行うこととなり、 その運営資金は今後学会の経費(公益会計)から支出することとなった。 そしてこの年度から受賞対象を「会員に限定し論文と技術」へと変更した

 昭和52年度からは論文賞の対象は単一論文とし、 また同年には創立80周年記念事業後援会から公益計へ寄付(3,600万円)を受け、 その寄付金により特別会計(日本機械学会賞会計)置した。昭和53年度からは同における利入を公益会計で受け入れ、 日本機械学会賞の運営経費を賄って来た。昭和57年度からは若手会員顕賞のため 奨励賞の新設(平成2年度より研究と技術奨励賞に分化)、 平成3年度から技術功績賞の新設、学会賞全体への応募数の大等によって、 昭和63年度からは日本機械会賞会計の基金を取り崩して運営てきた。

 平成8年には、日本機械学会賞の体系を、技術功績賞・論文賞・技術賞は日本機械学会賞(技術、論文、技術)とし、 研究奨励賞・技術奨励賞は日本機械学会奨励賞(研究、技術)に変更した。 また、論文集の投稿大を背景に、論文の受を15件に拡大した。 平成9年度には創立100周年記念募金後援会から特別会計(日本機械学会賞基金)に1億円を補填頂き、 「日本機械学会賞基金運営規程」を制定して運用している。

 なお、平成15年度より、論文賞の受賞枠が15件から16件へと拡大され、 日本機械学会賞受賞枠は、技術功績5件、論文16件、技術8件、 日本機械学会奨励賞は各20件、日本機械学会教育賞10件となっている。

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