バイオエンジニアリング部門ML登録会員の皆様へ #複数のMLへ配信しております.  重複してお受け取りになられた場合はどうかご容赦下さい. 名古屋工業大学 杉田修啓 「生体機能の解明とその応用に関する研究会」第38回研究会のご案内 主査 松本健郎 (名古屋工業大学) 幹事 杉田修啓 (名古屋工業大学) 「生体機能の解明とその応用に関する研究会」では,下記要領にて第38回研究会を開催いたします. 今回は,バイオエンジニアリング分野の第一線でご活躍中であり,東海地区に新たに拠点を置かれた若手の先生方によるご講演を予定しております. また,研究会終了後には懇親の席も設けておりますので,皆様,是非ご参加下さいますようお願い申し上げます. 参加ご希望の方は本メール末尾の参加票にご記入の上, 当研究会幹事の杉田 (sugita.shukeiアットnitech.ac.jp) までメールにてご返送下さい. 今後とも御協力のほど宜しくお願い申し上げます. ******************************* 記 ○日 時: 2014年3月7日(金) 15:00〜17:30 ○場 所: 名古屋工業大学 3号館2階 機械工学科大会議室(221号室) (愛知県名古屋市昭和区御器所町,JR・地下鉄鶴舞駅徒歩10分) ○参加費: 無 料 ○プログラム: (15:05〜16:05)  「メカノバイオロジー研究の裾野拡大につながる技術開発の取り組み」 出口 真次 先生 (名古屋工業大学 工学研究科 共同ナノメディシン科学専攻 医薬支援ナノ工学部門/機能工学専攻) 創薬ターゲット分子を,細胞の表現型から網羅的に探索することは分子細胞生物学の定番アプローチの一つである.しかしメカノバイオロジーの研究分野ではそういった中規模以上のスクリーニングに適した実験手法がほとんどなく,現状では,生物物理学的マインドを高く備えた研究者による個々の観察に留まるケースが多い.本講演では,より一般的な分子生物学者によるメカノバイオロジー研究への参入を促進しうる,私たちの技術開発の取り組みについて述べる. (16:20〜17:20)   「生体組織と人工材料との接触有限要素シミュレーション」 村瀬 晃平 先生 (名古屋大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻) 整形外科領域や歯科領域では, チタン製インプラントやポリエチレン製プレートによる人工関節,人工歯根置換術の適用が年々拡大している.その一方,これら人工材料と生体組織の接触部分での固定メカニズムや荷重伝達機構などの機械力学特性については不明なことが多い.本発表では硬軟さまざまな力学特性を持つ生体組織と人工材料の接触に焦点を当て,有限要素解析による変形,動的荷重伝達シミュレーションについて紹介する. 17:30より同会場にて懇親会・情報交換会(無料)を開催致します