バイオエンジニアリング部門 メーリングリスト登録者各位  電気通信大学 山田幸生です.  JSTプロジェクトの中で蛍光トモグラフィーに関する研究開発(北海道大学 西村吾朗先生グループ)が行われており,以下のようにポスドクを募集しております.候補者がおられましたら是非お奨めいただきますようお願いいたします. 生体医用光学分野 博士研究員募集 独立行政法人科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業産学共創基礎基盤研究「ヒト生体イメージングを目指した革新的バイオフォトニクス技術の構築」の中で「ヒト組織深部のイメージングを可能とする定量的蛍光分子イメージング基盤技術の確立」に関する研究プロジェクト(2015年4月より独立行政法人日本医療研究開発機構(AMED)に移管される予定)に携わる博士研究員(理論系・実験系それぞれ1名)を募集いたします。 本プロジェクトでは、生体組織中に存在する蛍光物質の位置、大きさ、濃度などの情報を、生体に照射した極短パルス光が拡散光となって計測される時間分解計測データから画像再構成により可視化することを目的としております。本プロジェクトにおいて、拡散光イメージングのための画像再構成アルゴリズムを開発する方、および、その検証実験を行う方を募集致します。 前者は、偏微分方程式(光拡散方程式)の数値解析と、それをベースにした逆問題アルゴリズムの開発を行うため、それらに関連した応用数理分野のバックグラウンドを持つ方が望ましく、計測データやシミュレーションデータから画像を再構成するアルゴリズムの確立に意欲的に取り組む方を望みます。特に、数値計算と上記に関連した数学に関する知識を有することを前提とします。後者は、ピコ秒レーザーを用いた時間分解システムを用いて、生体模擬試料や動物に埋め込まれた蛍光物質を計測するためのシステム設計、またそれによる実験を行うため、光学実験、サンプルの扱いおよびそれらのデータの処理などの知識を有する応用物理系およびその関連分野の方を望みます。自らシステムを設計構築することが出来る知識と経験を有する方が優先されます。実験には動物実験(ラット)も含みますので、それに抵抗のないことも条件になります。両者とも、過去に拡散光や生体医用光学分野に関する研究の経験を有する方がおられればそちらを優先いたします。 博士研究員の期間は、できるだけ早期(相談可)から最長2017年3月まで(ただし、当初の契約期間は2016年3月末までで、成果とプロジェクトの予算によりそれ以降の継続可否が決まります)となり、勤務地は北海道大学(札幌市北区)です。 ご興味のある方は、履歴書と論文業績リスト、本プロジェクトへの応募理由、ご自身の経験との関連性と抱負、さらに、2名以上の方の推薦書あるいはその方の連絡先を下記の問い合わせ先にお送りください。適任者が見つかり次第、募集を締切ります。原則としてお送りいただきました応募書類は返却いたしません(審査後に書類返却をご希望の方は、返信用の封筒と切手を同封の上、お送りください)。また、本募集以外の用途に使用することはありません。 問い合わせ先:西村 吾朗 住所:札幌市北区北20条西10丁目 北海道大学 電子科学研究所 E-mail: gnishi@imd.es.hokudai.ac.jp 電話: 011-706-3371 ================ 電気通信大学 脳科学ライフサポート研究センター 特任教授 山田幸生 Tel./FAX 042-443-5220 e-mail: yamada@mce.uec.ac.jp 〒182-8585  東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 ================