山口隆美@東北大学大学院医工学研究科です。 日本機械学会バイオエンジニアリング部門 メーリングリスト登録者 各位 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東北大学REDEEM「医療工学技術者創成のための再教育システム」 平成27年度受講生募集のご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 平素より、東北大学REDEEMプロジェクトの実施にあたりましては、ご理解とご支援を頂きまして誠にありがとうございます。 下記の通り、東北大学 第2期REDEEM「医療工学技術者創成のための再教育システム」の平成27年度受講生募集を開始しましたのでご案内申し上げます。 お忙しい所大変お手数をおかけ致しますが、お近くの方にご周知いただければ幸いです。 多くの方々からのお申込をお待ち申し上げます。 REDEEM http://www.redeem.jp/index.html 27年度受講生募集のご案内 http://www.redeem.jp/h27index.html 書式ダウンロード http://www.redeem.jp/download.html ーーーーーーーーー【27年度プログラム概要】ーーーーーーーーーー <募集定員> 平成27年度 実験・実習 48名 (第1回、第2回 各24名) ※ 実習受講のためには、下記の「必修講義を含む講義25コマ以上」と「実習ガイダンス」を受講していることが条件となりますのでご注意下さい。 1. 分子細胞生物学 4コマ以上 2. 人体解剖生理学 5コマ以上 3. 病理学 2コマ 講義 51コマ 集中講義および出張講義は、全く同一内容を通年で実施する。 従って、集中講義の第1回、第2回は異なる内容となる。 講義のみの受講も可。 <応募資格> ・医療関連産業や医療現場等に従事している社会人、もしくは、今後従事することを希望している方。 ・工学部・理学部・農学部・医学部・薬学部等の理工系大学学部卒業程度以上の能力を有する方。 ・平成27年度のカリキュラムにおいて、修了要件への到達を目標として、積極的に受講する意思のある方。 ・各科目に関する事前調査・事後調査、および、アンケート等にご協力いただける方。 <応募受付期間> 順次受付を実施し、選考するものとします。 <申込み方法> 受講申込書〔MS-Word形式〕、受講日程希望調査〔MS-Excel形式〕に必要事項を記入し、電子メールにて、次のアドレスまで送付して下さい。 ========== apply@redeem.jp ========== 送付の際、件名を(REDEEM受講申込_ご氏名)として下さい。 <書式ダウンロード> http://www.redeem.jp/download.html <選考方法> 次の基準を考慮して選考するものとします。 ・提出された受講申込書の応募動機などをもとに選考する。 ・定員を超過した場合、同一組織・機関からの受講者は人数を限定する。 <選考結果通知> 受講申込書に記載された申込者の電子メールアドレスに連絡するものとします。 結果連絡予定:受付してから1週間程度 <受講費用> 有料 (消費税別)  講義受講料   出張・集中講義を通じて 1コマあたり 8,000円   通年受講(出張・集中共通) 380,000円   通年受講者は、出張講義および集中講義の両方について、同一内容の講義を2回まで受講可。  講義特別料金(再履修割引)   有料化以前 第1期修了生(16年度?20年度):1コマ 2,000円   有料化以後 第2期修了生(21年度?26年度):1コマ 1,000円  実験・実習受講料   1回(5日間) 150,000円   前半3日間(分子生物学・細胞生物学)のみ受講 120,000円   後半2日間(生理学・解剖学)のみ受講 70,000円  受講料支払方法   銀行口座経由前払い(当日は原則受け付けない)   上記すべてに団体割引あり:5名以上一括申し込みの場合 10% 引き <修了要件> 講義40コマ以上(ただし重複なし)に出席して所定のレポートを提出し、実験・実習20コマを受講したものには、修了証を授与する。なお過去のREDEEMにおいて、修了した講義コマ数等は、上記実験・実習の受講条件としては有効とします。 <東北大学大学員医工学研究科博士課程後期3年の課程特論講義履修単位認定> 平成24年度から所定の手続きを踏んで単位認定を受けることが可能となりました。 ーーーーー【27年度プログラム日程】ーーーーーーー ■集中講義 第1回:平成27年7月27日(月)?7月31日(金) 第2回:平成28年2月15日(月)?2月19日(金) 会 場:東北大学星陵キャンパス(仙台市) 定 員:各回30名程度 ■出張講義(全10回) 第1回 :平成27年 4月11日(土) 第2回 :平成27年 5月 9日(土) 第3回 :平成27年 6月13日(土) 第4回 :平成27年 7月11日(土) 第5回 :平成27年 8月 8日(土) 第6回 :平成27年10月10日(土) 第7回 :平成27年11月14日(土) 第8回 :平成27年12月12日(土) 第9回 :平成28年 1月 9日(土) 第10回:平成28年 2月13日(土) 会 場:東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1?17) 定 員:各回50名程度 ■実習 第1回:平成27年8月31日(月)?9月4日(金) 第2回:平成28年2月29日(月)?3月4日(金) 会 場:東北大学星陵キャンパス(仙台市) 定 員:各回24名 ■先端医工学シンポジウム 日 程:平成27年9月12日(土) 会 場:東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1?17) REDEEM http://www.redeem.jp/ 東北大学大学院医工学研究科 東北大学医療工学人材育成委員会 特定非営利活動法人 REDEEM ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第2期 REDEEM 医療工学技術者創成のための再教育システム  27年度 受講生募集のご案内 REDEEM事務局   我が国社会の少子高齢化は、社会構造のあらゆる側面に深刻な影響を及ぼしており、とりわけ、医療のあらゆる面におけるイノベーションが必要となっています。国も、医療に関係する技術革新・産業育成を成長戦略の要としておりますが、その鍵は、医学研究と工学技術を有機的に統合して新しい医療を創り出すための人材養成です。  東北大学は、戦前に遡る医工連携の研究教育の歴史の基礎の上に、平成13年度から種々の国家プロジェクトの援助を受け、「医療工学技術者創成のための再教育システム」(REDEEM)のタイトルのもと、社会人技術者に対する医学・生物学・医工学の再教育プログラムを開発・実施して来ました。その目標は、我が国の成長戦略の鍵となる新しい医療工学産業分野の基礎を築く人材を養成することです。  この教育・研究の実績を基礎に、東北大学では平成20年度から我が国初となる大学院医工学研究科が設置され、現在もなお、我が国唯一の大学院研究科として医工学教育・研究を推進しています。REDEEM事業は、これらの基礎のうえに医工学に関する大学院教育と密接に関連した社会人再教育プログラムとして実施されています。REDEEMは、先端技術と医療の双方に通じた実務家の養成を目指し、先端技術をもって医療の発展を先導できる人財、すなわち、医学や工学といった従来の専門分野を超えた境界融合的な先端技術に精通した研究者や上級技術者、また、先端技術を医療に応用できる医療従事者など、時代の要請に応える職業人を養成することを目標とします。  教科内容は不断に刷新と高度化を図っており、最近では内科系および画像医学系の臨床医学のカリキュラムを刷新し、感染症、肝臓内科、てんかん学などの科目を拡充しました。平成27年度からは基礎の分子細胞生物学と、人体解剖生理学の連携を図って基礎医学関連のカリキュラムを大きく変更します。その他、高齢化社会の医療に必須となるリハビリテーション医学、スポーツ医学などの科目の充実も図りました。これらの拡充にもかかわらず、講義時間数は、引き続き1年間で修了することができる年間51コマとしています。また、このREDEEMの修了者を対象とする上級臨床医学的実習(ESTEEM)を随時開催しています。特筆すべきであるのは、平成24年度からは、この REDEEM のコースを受講することにより、東北大学大学院医工学研究科博士課程後期3年の課程(博士課程)の特論講義の履修単位を取得することができるようになったことで、社会人大学院コースを目指す技術者にとっては、博士の学位取得において別途講義科目を受講する必要がなくなり、研究に専念することができるようになりました。REDEEMが他の類似のプログラムを寄せ付けない特色としている実験・実習も専用実験室の拡充と整備により、ますます充実しています。  このように、REDEEM は、基礎医学から臨床医学のエッセンスを短時日で、しかも、実際に手をくだして体験する実験・実習を通じて体得する教育プログラムであり、現在医療機器関連の産業に従事している技術者ばかりでなく、今後、ライフイノベーションに参画して、ビジネスチャンスを広げたいと考えている工学技術者に最適のカリキュラムとなっています。 教育目標 1. 産業社会の第一線において、研究・開発にあたっている社会人技術者に対して、生物学・医学・医工学の基礎教育を行い、医療工学産業を創成できる人材?医療工学技術者を創り出します。 2. 創成される医療工学技術者は、医療の実践現場において、医師・医療従事者と対等なパートナーとして医療工学の技術開発・研究にあたります。 3. 網羅的な知識ではなく、生物学・医学・医工学の考え方のエッセンスを、工学技術の言葉・体系で伝え、研究・開発の自律的発展の基礎とします。 4. 空理・空論を排し、実験・実習を通じ、経験に裏付けられた知識と技術の獲得を目指します。 東北大学医療工学人材育成委員会 委員長 東北大学 名誉教授 東北大学大学院医工学研究科 特任教授  山口隆美 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー REDEEM 事務局 〒980-8575  仙台市青葉区星陵町2-1 医工学実験棟2F 東北大学大学院 医工学研究科 社会人技術者再教育プログラム推進室 TEL: 022-718-5901 FAX: 022-718-5902 E-mail: secretary@redeem.jp http://www.redeem.jp