山口隆美@東北大学大学院医工学研究科です。 日本機械学会バイオエンジニアリング部門 メーリングリスト登録者各位 第11回REDEEMシンポジウム・協議会総会・懇親会のご案内    平成27年6月30日                           REDEEM事務局 平素よりREDEEMプロジェクトへのご理解ご支援を頂きましてありがとうございます。 来る、平成27年9月12日(土)開催の第11回東北大学REDEEMシンポジウムと、 同日開催の、REDEEM協議会第11回総会・懇親会についてご案内申し上げます。 お忙しい所大変お手数をおかけ致しますが、お近くの方にもご周知いただけますと幸いです。 皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 ================================== ■参加申込み方法  下記お申込フォームより必要事項をご入力の上、お申し込みください。  参加申込み完了後、  ご入力いただいたメールアドレス宛に確認のメールを送信させて頂きます。 <申込フォーム> http://www.redeem.jp/form/index.php?f=1 ================================== ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (1)第11回東北大学REDEEMシンポジウム    http://www.redeem.jp/symposium.html   ■日 時:平成27年9月12日(土)13:00-18:00      (12時より受付開始) ■会 場:東京堂ホール      (東京都千代田神田神保町1-17 東京堂書店6階)       ■交通アクセス  東京メトロ半蔵門線「神保町駅」  都営地下鉄三田線「神保町駅」  都営地下鉄新宿線「神保町駅」  いずれもA7出口から徒歩2分  http://www.tokyodoshoten.co.jp/hall/ ■参加費  シンポジウム:無料  懇親会・REDEEM協議会第11回総会:5,000円(当日現金支払い) ■講演概要 http://www.redeem.jp/symposium/150912_ab.html 【プログラム】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■12:00ー13:00 開場・受付 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■13:00ー13:10 主催者挨拶:  山口 隆美  (東北大学医療工学人材育成委員会 委員長、東北大学大学院医工学研究科 特任教授)  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■13:10ー14:10 <講演1>:  聴覚医学と脳機能画像   川瀬 哲明(東北大学大学院医工学研究科 聴覚再建医工学研究分野 教授) [講演概要]  聴覚機能の評価では、被験者の主観的判断を指標とする心理音響学的評価が重要となるが、最近はfunctional Magnetic Resonance Imaging (fMRI)、Positron Emission Tomography (PET) 、脳磁図などさまざまな脳機能画像が、聴覚臨床、研究の場で用いられてきている。講演では、これら脳機能画像の聴覚医学における有用性について概説する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■14:10ー14:25 休憩 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■14:25ー15:25 <講演2>:  自己抗体の産生源を探る   井 俊行(東北大学加齢医学研究所 加齢制御研究部門遺伝子導入研究分野 教授) [講演概要]  全身性エリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus, SLE)はBリンパ球の抑制機構が破綻し,細胞核内成分に反応する自己抗体などが病的レベルにまで増加し,血管炎や糸球体腎炎など全身性に重篤な免疫複合体性の炎症が惹起される自己免疫疾患である。第一選択薬は強力な抗炎症・免疫抑制作用を期待してプレドニゾロンなどのいわゆるステロイドが使用される。ステロイドの登場により生存率は著しく改善したものの,その薬理効果は特異性に乏しく,長期投与は骨粗鬆症や感染症,肥満・高脂血症などを引き起こす危険性がある。よって自己抗体を高産生する病原性Bリンパ球,すなわち病原性プラズマセルを特異的に抑制する方法の開発が待たれる。そのためにもBリンパ球が活性化してプラズマブラストを経てプラズマセルに至る分化プロセスを基本的に理解することが不可欠である。講演では健常人とSLE患者の末梢血中のBリンパ球やプラズマブラストに見られる特徴に関する我々の研究を紹介したい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■15:25ー15:40 休憩 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■15:40ー16:40 <講演3>:  個別化医療支援に向けたデータ同化生体力学シミュレーション   和田 成生(大阪大学大学院基礎工学研究科 機能創成専攻 生体工学領域 生体機械科学講座 教授) [講演概要]  力学的側面からの生体現象の理解を医療に応用することがバイオメカニクスの目的の一つであるが、エビデンスを重視する医療では計測に重点が置か れ、数理モデルを使った工学的解析手法が十分に活用されていないのが現状である。本講演では、計測データと同化・融合させる生体力学シミュレー ションによる個別化医療支援の可能性と今後解決すべき課題について述べる。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■16:40ー16:55 休憩 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■16:55ー17:55 <講演4>:  ナノバイオイメージングで拓くがんや末梢動脈疾患の医学・医療研究   権田幸祐(東北大学大学院医学系研究科 保健学専攻 医用情報技術科学講座 医用物理学分野 教授) [講演概要]  がんや動脈硬化症の治療を効果的に行うには、疾患メカニズムを定量的に理解し、その概念を診断技術に応用することが重要です。我々は、がんや動脈硬化症を高感度・高定量性で計測可能なナノバイオイメージングの開発を目指し、独自の光学装置、蛍光ナノ粒子、X線造影ナノ粒子などを用いて、計測技術の限界に挑んできました。本シンポジウムでは、マウスからヒトのレベルまで、ナノバイオイメージングで拓く医学・医療研究の新展開について紹介をします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■17:55ー 閉会挨拶 終了 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■18:30ー20:30 REDEEM協議会第11回総会・懇親会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ■主 催  東北大学大学院医工学研究科  特定非営利活動法人REDEEM ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (2)REDEEM協議会第11回総会・懇親会 ■日 時:平成27年9月12日(土)18:30-20:30 ■会 場:東京都千代田区神田神保町 周辺 ■主 催:特定非営利活動法人REDEEM ■参加費:5,000円(当日現金にてお支払いください) ■お申込:シンポジウム申込みフォームに記載欄がございますのでご記入下さい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <お問い合わせ・連絡先> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー REDEEM 事務局 〒980-8575  仙台市青葉区星陵町2-1 医工学実験棟2F 東北大学大学院 医工学研究科 社会人技術者再教育プログラム推進室 TEL: 022-718-5901 FAX: 022-718-5902 E-mail: secretary@redeem.jp http://www.redeem.jp ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー