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A-TS01-09 逆問題解析手法研究会
当研究会では,形状最適化,トポロジー最適化,パラメータ同定,データ同化の逆問題について,例年,日本機械学会 計算力学講演会 OS「逆問題とデータ同化の最新展開」において,解析手法について議論をしています.2022年度は下記の12件の発表があり,大学のみならず,企業の方にも多数参加頂いて,産学連携による有意義がディスカッションを行うことができました.逆問題の解析(逆解析)では,通常のシミュレーション(順解析)に基づいた検討が行われ,設計目標を達成する様な形状を創出する解析や,測定値とシミュレーションの結果が一致する未知パラメータを同定する等の解析が行われます.ご興味のある方は,ご参加頂けますと幸いです.
第35回計算力学講演会(CMD2022)
OS:逆問題とデータ同化の最新展開
[セッション1]
- 岸田 真幸,倉橋 貴彦,相当応力の最小化を目的とした密度型トポロジー最適化に対する修正最適性基準法の適用
- 新田 大晃,岸田 真幸,倉橋 貴彦,修正加速勾配法を用いた摩擦係数の最小化を目的としたテクスチャの形状最適化解析
- 大峡 充己,綿引 壮真,データ同化における観測評価手法の比較
- 赤松 大地,野口 悠暉,松島 慶,山田 崇恭,負のポアソン比を実現する周期構造のトポロジー最適化と実証実験
- 中嶋 利名,本宿 裕太,飯盛 浩司,広帯域音響デバイスのための複数のPadé近似を用いたロバストトポロジー最適化
- 長谷川 智哉,天谷 賢治,田口 克行,特異値分解による術中X線投影動画から時間濃度曲線の推定手法の開発
[セッション2]
- 原木 響也,遊佐 泰紀,増田 宏,レーザ計測点群を用いた構造物の変形解析手法の改良
- 葉名 紀彦,梅田 政樹,秋吉 雅夫,天谷 賢治,JE-MAP法を用いたデジタル画像相関法によるき裂形状の同定
- 綿引 壮真,大峡 充己,Ensemble Smoother with Multiple Data Assimilationによる弾塑性有限要素解析のパラメータ推定
- 一色 浩,地場測位の特徴と可能性
- 秋田 剛,デジタル画像相関法を用いた部分的な変位場計測に基づく損傷部材の逐次データ同化実験
- 茅 大河,秋田 剛,デジタル画像相関法を用いた変位差分を観測量とした逐次データ同化法の検討