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フォーラム
                         更新日:2016年6月24日

下記の3件のフォーラムを開催致します.

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F01. オープンソース構造解析システムFrontISTRの様々な活用                    〜企業実践報告と活用支援開発〜

                 柴田 良一(岐阜工業高等専門学校)
                 辰岡 正樹(アルゴグラフィックス)

●開催日時:2016年9月22日(祝・木) 14:15〜17:45
●開催場所:第2室 (工学部2号館222)
●詳細スケジュール:
  • 趣旨説明(5分)14:15〜14:20
    柴田良一,奥田 洋司

  • 講演 F01-1(30分)14:20〜14:50
    高橋 容之(鹿島建設株式会社 原子力部)
    「FrontISTRを用いた建屋 - 地盤連成モデルの地震応答解析」

  • 講演 F01-2(30分)14:50〜15:20
    中澤 信司(新光電気工業(株)開発統括部 基盤技術開発部)
    「FrontISTRによる半導体パッケージ基板熱変形の大規模FEM解析」

  • 講演 F01-3(30分)15:20〜15:50
    稲垣 和久(富士通アドバンストテクノロジ株式会社)
    「FrontISTRカスタマイズによる電子機器構造解析環境の構築」

  •  -------- 休憩(5分) --------

  • 講演 F01-4(30分)15:55〜16:25
    奥田 洋司(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻)
    「並列構造解析OSS FrontISTR のクラウド展開」

  • 講演 F01-5(30分)16:25〜16:55
    藤井 成樹
    「FrontISTRが容易に操作できるEasyISTRの紹介」

  • 講演 F01-6(30分)16:55〜17:25
    柴田 良一(岐阜工業高等専門学校 建築学科)
    「FrontISTR+EasyISTRを基盤とする実践構造解析システムの開発」

  • 全体討議(20分)17:25〜17:45

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F02. 企業における革新的設計のためのCAE活用

                 平野 徹 (ダイキン情報システム)
                 岩田 進吉(イワタシステムサポート)
                 高野 直樹(慶應義塾大学)
                 辰岡 正樹(アルゴグラフィックス)

●開催日時:2016年9月23日(金) 9:45〜12:00および15:00〜16:45
●開催場所:第1室 (工学部2号館221)
●詳細スケジュール:
    司会:平野 徹(ダイキン情報システム)

  • 講演 F02-1(30分)9:45〜10:15
    平野 徹(CAE懇話会(ダイキン情報システム))
    「インダストリー4、IoT時代の製品開発におけるCAEの役割」

  • 講演 F02-2(30分)10:15〜10:45
    沢田 龍作(サワダ技研)
    「自動車産業における開発プロセスの変革、量から質・量へ」

  •  -------- 休憩(15分) --------

  • 講演 F02-3(30分)11:00〜11:30
    安武 健司(アステロイドリサーチ)
    「エレクトロニクス産業における革新的設計のためのCAEと関連技術の融合」

  • 講演 F02-4(30分)11:30〜12:00
    劉 継紅(ダイキン工業)
    「動的陽解法による樹脂ペレットの流動性向上のための形状最適化」


  •  -------- 昼休み等 --------

    司会:岩田 進吉(イワタシステムサポート)

  • 講演 F02-5(30分)15:00〜15:30
    小方 弘成(パナソニックエコシステムズ)
    「家電製品における動的陽解法の積極的活用による設計完成度向上」

  • 講演 F02-6(30分)15:30〜16:00
    溝渕 泰寛(JAXA),○菱田 学(菱友システムズ)
    「革新的燃焼技術のためのレシプロエンジン用CFDソフトの開発」

  •  -------- 休憩(15分) --------

    司会:高野 直樹(慶應義塾大学)

  • 講演 F02-7(45分)16:15〜17:00 【キーノート講演】
    橋口 公一(九州大学名誉教授)
    「弾塑性力学の発展とそれに基づく工業力学設計の抜本的改善に向けて」
 ※ 連名の場合,○印が登壇者を表します.

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F03. 固体・構造体に生じる不安定変形

                 奥村 大 (大阪大学)
                 森本 卓也(島根大学)
                 田中 展 (大阪大学)

●開催日時:2016年9月23日(金) 9:15〜12:00
      2016年9月24日(土)9:00〜11:45
●開催場所:第6室 (工学部IB館013)
●詳細スケジュール:

 【2016年9月23日(金) 9:15〜12:00】
  司会:森本 卓也(島根大学)
  • 趣旨説明(5分)9:15〜9:20
    ○奥村 大,森本 卓也,田中 展

  • 講演 F03-1(30分)9:20〜9:50
    磯部 大吾郎(筑波大学)
    「建物に生じる不安定変形」
    建物は,時に崩壊を伴う不安定変形を引き起こす場合がある.このような現象は,防災・減災の観点からも絶対に阻止しなければならない,その一方で,老朽化した建物を解体する技術としての発破解体工法は,解体コストを下げるために効率性が求められる.本講演では,有限要素法を用いたシミュレーション技術によりこれらの現象の再現,および施工技術の向上を狙った事例を紹介する.

  • 講演 F03-2(30分)9:50〜10:20
    中野健(横浜国立大学)
    「すべり摩擦に生じる不安定現象とその制御」
    すべり摩擦の不安定現象は,振動や騒音を誘発し,機械システムの性能を著しく損なう.本講演では,すべり摩擦が系を不安定化させる代表的なメカニズムを紹介した上で,摩擦力ベクトルの自発的な回転を利用することにより得られる安定化効果を中心に話題提供する.

  • 講演 F03-3(30分)10:20〜10:50
    尾崎 伸吾(横浜国立大学)
    「すべり摩擦に生じる不安定現象の有限要素解析」
    スティックスリップ運動に代表されるすべり摩擦に生じる不安定現象は,システムの一次性能のみならず二次性能までも著しく損なう.本講演では,速度・状態依存性摩擦モデルを用いたスティックスリップ運動の有限要素解析例を紹介するとともに,摩擦試験を一種の境界値問題として捉えることによりはじめて議論し得る,不安定現象の重要性について話題提供を行う.

  •  -------- 休憩(5分) --------

  • 講演 F03-4(30分)10:55〜11:25
    半谷 禎彦(群馬大学)
    「摩擦攪拌接合を利用したポーラスアルミニウムの開発とその変形挙動」
    気孔がアルミニウム(Al)中に多く存在しているポーラスAlは,軽量性・衝撃吸収性・防音性・断熱性等に優れた素材である.ポーラスAlの作製方法は様々提案されているが,本報告では摩擦攪拌接合(Friction Stir Welding,FSW)を利用したプリカーサ法を紹介する.また,プリカーサ法により作製したポーラスAl をコア材としたサンドイッチパネルや傾斜機能ポーラスAlも取り上げ,その変形挙動についても紹介する.

  • 講演 F03-5(30分)11:25〜11:55
    奥村 大(大阪大学)
    「ゲル材料に生じる膨潤誘起不安定変形」
    ゲル材料は溶媒を吸収することによって体積膨張(膨潤と呼ぶ)するだけでなく,材料特性も変化する.本講演では,膨潤現象を利用した自発的パターン変態について有限要素解析事例を紹介する.さらに,膨潤誘起軟化という不安定現象が,2つのスケーリング指数を用いた拡張自由エネルギー関数を用いて説明できることを紹介する.

 【2016年9月24日(土)9:00〜11:45】
  司会:田中 展(大阪大学)
  • 講演 F03-6(30分)9:00〜9:30
    ○中谷 彰宏(大阪大学),Lei Xiao-Wen(福井大学),小川 隆樹(JSOL)
    「微視的局所不安定変形で記述されるマルチスケール力学特性」
    ミクロな局所不安定変形がメゾ構造の中でバランスすることによりマクロには再現性のある(ある意味安定な)力学特性を示す例は多く存在する.このような現象における,不安定化とその後の安定性の回復が続いて起こる機構の重要性について述べ,積層構造体のキンク変形体などを題材にして,微視的機構と巨視的特性の関係がマクスウェルの等面積法則などで整理できる可能性について論じる.

  • 講演 F03-7(30分)9:30〜10:00
    有尾 一郎(広島大学)
    「おりがみと多重折畳み周期構造の(摂動)分岐点」
    折紙による円筒後座屈(折畳)の再現性と,微視的に充填された周期構造からなるMFM概念の相関を分岐理論で展開した.単純なMFM構造モデルの頂上分岐とその摂動破れの観察から,周期構造は階層的に対称性が破ける質的挙動変化の癖が存在し,その大局的な振舞いについて.

  • 講演 F03-8(30分)10:00〜10:30
    垂水 竜一(大阪大学)
    「楕円性崩壊をクライテリアとした立方晶系金属材料の力学的安定性解析」
    理想結晶の弾性変形は,応力の平衡方程式に対する境界値問題の解として記述される.この非線形偏微分方程式は,参照状態の近傍では楕円型となるが,変形が個々の結晶の持つ臨界点に到達すると楕円性が崩壊し,特異点の発生を伴った不安定変形が引き起こされる.本研究では,楕円性崩壊をクライテリアとて設定し,種々の立方晶系結晶に対して行った安定性解析結果について報告する.

  •  -------- 休憩(5分) --------

  • 講演 F03-9(30分)10:35〜11:05
    稲邑 朋也(東京工業大学)
    「形状記憶合金におけるマルテンサイト変態組織の形成と変形」
    形状記憶合金の内部組織は,マルテンサイト変態によって生じる特有なドメイン構造を呈する.本講演では,ドメイン構造の形態や欠陥構造に与えるドメイン間のCompatibility条件の影響について述べる.さらにドメイン組織を変形させた際の組織変化についても述べる.

  • 講演 F03-10(30分)11:05〜11:35
    森本 卓也(島根大学)
    「ソフトマテリアルの積層化によるモーフィング」
    膨潤/成長プロセスを通した弾性不安定現象によって,拘束/非拘束下でソフトマテリアルを積層化した構造体にどのような形態変化が誘起されるのかについて紹介する.特に,拘束下ではリンクルやフォールドといった表面不安定性が荷重異方性によってどのように出現するのかを,非拘束下では曲げ曲率が材料因子や構造因子にどのように依存するのかを紹介する.

  • 全体討議(10分)11:35〜11:45

 ※ 連名の場合,○印が登壇者を表します.

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