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趣旨

私達の回りにはさまざまな製品が用いられ,社会や生活を便利で快適なものにしています.設計工学は,このような製品の高性能化,高機能化を図るとともに,短期間で開発し製造する上で,大きな役目を果たしてきました.従来までの製品設計は設計者の試行錯誤やノウハウに多くを頼らなければならかったのですが,今日では,設計工学の発展の中で提案されたさまざまな設計法や設計支援法を用いることにより,高品質な製品を合理的な工学的考察に基づき短期間で設計できるようになりました.さらに,近年では,生産から供給・廃棄までを包含する製品のライフサイクルや,製品の開発,使用時の環境への負荷などの設計と社会,環境との関連性などに焦点を置いた研究もなされつつあります.一方で,種々の設計法に対して,それぞれの有効性や同一の設計問題に対する優劣が評価し難い,設計者に属するところが多い設計という行為を設計工学がどこまで扱えるのか,などの難しい問題点も浮かび上がってきています.本講演会は,システム的に広範な知識を総合する設計工学の観点から,当面する問題や将来を見据えた課題などを幅広く扱い,議論する絶好の機会であります.多くの皆様にご参加いただき,最新の研究成果の発表とそれに基づく活発な討論をしてくださるよう期待しております.