No.08-2 第18回設計工学・システム部門講演会
(設計工学・システム部門 企画)

協 賛:(予定) 計測自動制御学会,システム制御情報学会,自動車技術会,情報処理学会,人工知能学会,精密工学会,電子情報通信学会,土木学会,日本応用数理学会,日本計算工学会,日本建築学会,日本原子力学会,日本航空宇宙学会,日本シミュレーション学会,日本信頼性学会,日本設計工学会,日本船舶海洋工学会,日本知能情報ファジィ学会,日本非破壊検査協会,日本ロボット学会,溶接学会

開 催 日  2008年9月25日(木)〜27日(土)
会  場  京大会館〔〒606-8305 京都市左京区吉田河原町15-9/電話(075)751-8311(代)〕
       交通手段などはホームページ( http://www.kyodaikaikan.jp/ )でご確認下さい.

趣  旨
 私達の回りにはさまざまな製品が用いられ,社会や生活を便利で快適なものにしています.設計工学は,このような製品の高性能化,高機能化を図るとともに,短期間で開発し製造する上で,大きな役目を果たしてきました.従来までの製品設計は設計者の試行錯誤やノウハウに多くを頼らなければならかったのですが,今日では,設計工学の発展の中で提案されたさまざまな設計法や設計支援法を用いることにより,高品質な製品を合理的な工学的考察に基づき短期間で設計できるようになりました.さらに,近年では,生産から供給・廃棄までを包含する製品のライフサイクルや,製品の開発,使用時の環境への負荷などの設計と社会,環境との関連性などに焦点を置いた研究もなされつつあります.一方で,種々の設計法に対して,それぞれの有効性や同一の設計問題に対する優劣が評価し難い,設計者に属するところが多い設計という行為を設計工学がどこまで扱えるのか,などの難しい問題点も浮かび上がってきています.本講演会は,システム的に広範な知識を総合する設計工学の観点から,当面する問題や将来を見据えた課題などを幅広く扱い,議論する絶好の機会であります.多くの皆様にご参加いただき,最新の研究成果の発表とそれに基づく活発な討論をしてくださるよう期待しております.

講演発表募集
 設計やシステムに関わるさまざまな研究についての講演発表を以下のオーガナイズドセッションおよび一般セッションにて広く募集いたします.
OS 1  製品開発と設計方法論/藤田喜久雄(阪大)
OS 2  設計における知識マネジメント・情報共有/村上 存(東大),青山和浩(東大),綿貫啓一(埼玉大)
OS 3  設計プロセスのモデリングとマネジメント/青山和浩(東大),野間口大(阪大)
OS 4  デジタルエンジニアリング(CAD/CAE/CAM,形状モデリング等)/鈴木宏正(東大),前川 卓(横国大)
OS 5  設計と最適化/山崎光悦(金沢大),西脇眞二(京大),下田昌利(湘南工科大)
OS 6  近似最適化/荒川雅生(香川大),北山哲士(金沢大)
OS 7  システム最適化/西脇眞二(京大),吉村允孝(京大)
OS 8  ビークルの最適設計/北村 充(広島大),濱田邦裕(広島大)
OS 9  ライフサイクル設計とサービス工学/梅田 靖(阪大),下村芳樹(首都大)
OS 10 ヒューマンインタフェース・ユーザビリティ/渡辺富夫(岡山県大),村上 存(東大),小木哲朗(筑波大)
OS 11 創発性と多様性の設計/松岡由幸(慶應大),宮田悟志(エンジニアス・ジャパン),氏家良樹(慶應大)
OS 12 感性と設計/大富浩一(東芝),村上 存(東大),柳澤秀吉(東大),山崎美稀(日立)
OS 13 感情と設計/福田収一(スタンフォード大)
OS 14 設計教育/福田収一(スタンフォード大)
OS 15 設計・デザイン論/田浦俊春(神戸大),妻屋 彰(神戸大),泉井一浩(京大)
GS 1  一般セッション/泉井一浩(京大)

D&Sコンテスト募集
 D&Sコンテストでは,先進的な設計やシステム化のさまざまな事例,例えば,企業等における設計・解析の事例,フォーミュラーカーやロボットなどの学生競技会における設計事例,大学教育などにおけるプロジェクト型学習における成果などについてのポスター発表を広く募集します.

講演発表・コンテスト募集要項
(1) 本講演会では,会員以外の方の講演発表・コンテスト応募も歓迎します.
(2) 講演発表は口頭発表にて行います.D&Sコンテストは基本的にポスター発表にて行います.
(3) 講演発表およびポスター発表の採否・プログラム構成は,実行委員会およびオーガナイザにご一任願います.
(4) 講演発表での時間は1題目あたり20分〔講演15分,討論5分〕を予定.講演発表の際の使用機器は,原則として液晶プロジェクタです.標準コネクタは用意しておりますので、パソコン等はご持参下さい.セッション開始前に接続テストをお願いします.
(5) ポスター発表では,内容の手短な紹介を講演形式で発表していただき,講演発表後の所定の時間帯に,A0判ポスターを掲示の上,ポスター発表と質疑を行っていただきます. なお,講演形式での発表時間は応募件数により調整します.
(6) 本講演会での講演論文集の発行形態は,@「CD-ROM論文集」と印刷・製本されたA「アブストラクト集」といたします.
(7) 講演発表に際しての原稿は,@「CD-ROM論文集」は,A4判用紙6ページ以内とします(英文アブストラクトを含む).A「アブストラクト集(印刷物)」は,A4判用紙1ページ(英文アブストラクト省略可).
(8) ポスター発表に際しての原稿は,@「CD-ROM論文集」は,要旨原稿(講演発表に準じる.ただし,3ページまで.英文アブストラクト省略可)とA0判ポスター1枚をA4判に縮小したものとします.A「アブストラクト集(印刷物)」は,後者のみ.
(9) 優秀な講演発表には,「日本機械学会 設計工学・システム部門 優秀発表表彰」を授与いたします.
  また,優秀な講演発表を行った学生員と准員の中から,「日本機械学会フェロー賞(若手優秀講演)」を選考し後日授与する予定です.日本機械学会フェロー賞の詳細はホームページ( http://www.jsme.or.jp/shou6.htm )をご参照願います.
(10) コンテストでのポスター発表のうち,特に優れたものには「日本機械学会 設計工学・システム部門 D&Sコンテスト優秀研究表彰」を授与いたします.

講演発表・コンテスト応募申込方法
 今年度より原則として,Web上にて講演発表とコンテストの申し込みを行っていただきます.詳細については,今しばらくお待ち下さい.
 FAXをご利用の場合は,学会ホームページ「研究発表申込書」( http://www.jsme.or.jp/kouchu.htm )をプリントアウトの上ご利用いただくか,A4版用紙(書式自由)に「日本機械学会第18回設計工学・システム部門講演会」と題記し,@申込セッション/コンテスト名,A講演題目,B著者・連名者の氏名・所属・会員資格・会員番号(講演者が第一著者でない場合には講演者に○印),C連絡先(郵便番号,住所,所属,氏名,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス),D講演要旨(250字以内)を明記の上,下記講演申込(FAX)先宛にお送り下さい.
 なお,本会会員の方は,CPD(能力開発支援システム)ポイント付与のため,会員番号も忘れずにご記入願います. https://www2.jsme.or.jp/jsme-member/pgasp/cpd/setumei.htm

講演申込開始日  2008年 2月21日(木)予定

講演申込締切日  2008年 4月 7日(月)

原稿執筆要領  学会ホームページ( http://www.jsme.or.jp/conrule.htm )をご覧の上,原稿の作成をお願いいたします.

原稿締切日  2008年 7月 7日(月)

問合せ先
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
(社)日本機械学会 設計工学・システム部門(担当職員 遠藤貴子)
電話(03)5360-3501/FAX(03)5360-3508/E-mail: endo@jsme.or.jp