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講演プログラム

講演プログラム詳細(PDF, 最終版)


部門懇親会

日時:2013年10月13日(日)18時半〜
場所:ホテルグランベール岐山
〒500-8875 岐阜市柳ヶ瀬通6丁目14番地
(本カンファレンス参加登録者は無料で参加できます)

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岐阜大学から
JR岐阜行きバスに乗って,柳ヶ瀬西口下車、徒歩2分

【なお,岐阜大学(正門ミニストップ前ロータリーバス停)から懇親会会場行きバス(無料)が出発します.17時半以降,3台のバスが満員になり次第順次出発します】



特別企画

M&M2013材料力学カンファレンスワークショップ
「水素社会を支える材料強度学‐いま何が求められているか‐」

時間:10月12日(土)13:00〜16:00
場所:第1室
企画者:吉川 暢宏(東大)

燃料電池自動車の普及には高圧水素供給インフラが不可欠です. その設計にあたっては,いわゆる水素脆化の懸念から,現状では非常に保守的な規制が課されており, 製造コストを押し上げる結果となっています. 信頼性と経済性を両立させる合理的な判断を行うために,材料強度学への期待が高まっています. 水素脆化のメカニズムを解明するという学究的研究をさらに進めて,「脆化する材料を使いこなす」 方法論を示すことが強く求められています. 2015年の燃料電池自動車の本格普及開始を目前に,課題解決は焦眉の急です. 高圧水素設備で材料鋼種拡大が急務です.その現状を産業界と学界が共通の認識とし, 研究開発として何をすべきかを議論する場を設定することを目的に本ワークショップを企画しました.

司会:吉川 暢宏(東大)
進行方法:一人あたり15 分の講演と5 分の質疑応答で,6名の講演者から「各人の考える耐水素材料の合理的評価方法」を提案いただく.最後に1 時間の総合討論.
講演者: 小林英男(横浜国大)
尾上清明(九州大学)
大宮慎一(新日鐵住金)
高木周作(JFE スチール)
飯山明裕(日産自動車)
松岡美治(岩谷産業)
Ni 当量を基準とした耐水素材料鋼種拡大
水素スタンド整備に必要な機器開発
耐水素材料開発
既存の鋼材料活用
自動車開発
高圧水素供給
(引き続き,翌13日(日)午前中にOS「水素社会を支える材料強度学」の一般講演も行うことで,具体的な研究に関する議論を継続)


M&M2013 特別講演 「航空機構造の安全をどう守るか 〜複合材適用と鳥衝突の例〜」

時間:10月13日(日)13:00〜14:00
場所:岐阜大学 講堂
講師:若山 智三 氏
     川崎重工 航空宇宙カンパニー
     技術本部 研究部 構造技術課
     基幹職

航空機構造においては安全を確保することが最重要課題である.このための航空機構造の開発における取り組みの一例として複合材の適用と鳥衝突強度における事例を紹介する.
具体的には,はじめに航空機構造の開発における一般的な流れを説明する.その後,具体的な航空機開発の事例として,弊社が開発に参画した民間旅客機であるEMB170機の構造開発について,設計現場での経験を交えて紹介する.EMB170の開発ではフラップ等に複合材を適用し,この認証を受けるため,実機部品を使用した構造強度試験を実施しているが,この試験の様子を動画等を交えて紹介する.併せて,主翼前縁構造に鳥が衝突した場合を想定した衝突強度試験の様子も紹介する.また,それぞれの解析結果との比較も示す.


産学連携フォーラム
(日本技術士会との合同セッション)

時間:10月13日(日)14:30〜17:00
場所:第1室

本フォーラムは日本技術士会との合同セッションであり,今回は『事故解析および事故防止の技術と材料力学』をタイトルとして広く議論を行い, 産学の連携を深めることを目的としています.また本フォーラムは,市民フォーラムとして会員以外の一般の方にも公開しており, 市民の皆様に技術の最前線の代表的なものについて現状を紹介します.

パートIでは,"各業界の先端技術に潜む事故の解析やその防止技術と材料力学の現在と今後"と "産業界での事故解析や事故防止に有用と思われる大学や研究機関における基礎研究報告"と題して 企業と研究機関における研究・開発のおはなしを頂きます. パートIIでは,その上で研究および開発等に関する「基礎研究」,「応用研究」,「製品開発」,「新製品・サービス作り」 の要素を加味した展開として,登壇を頂いた方々と"いかに産学連携を活性化させるか?"について議論を行います. 現在の日本のものづくりでは,潜在している世界最先端技術が活かされず,海外メーカーへ流出しているとも言われています. これは,科学技術に関する一連の流れの風通しが良くなれば改善されると思えます.それは本当でしょうか?

パートI
14:30−14:50 電装品における最先端技術と事故解析の現在と今後
電子回路の故障状態と材料力学の共通点
技術士会紹介(電気電子部門) 盛田 直樹:サンエイ糖化(株)
14:50−15:10 はんだに関する大学・研究機関の基礎研究報告と応用提案
学術分野 上野 明:立命館大学
15:10−15:30 複合材料における最先端技術と事故解析の現在と今後
CFRPの適用拡大で想定される事故
技術士会紹介(複合材料部門) 平 博仁:大同大学(元川崎重工)
15:30−15:50 複合材料に関する大学・研究機関の基礎研究報告と応用提案
航空機構造における損傷と修理
学術分野 岩堀 豊:JAXA
15:50−16:10 鉄道におけるブレーキ距離短縮への取り組み
技術士会紹介(機械部門) 金森 成志:東海旅客鉄道(株)
パートII
16:15−17:00 いかに産学連携を活性化させるか?
コーディネーター技術士(機械部門) 山田 豊久
岐阜大学工学部 助教 柿内 利文
パネリスト 発表者5名


M&M2013 特別企画 「新たな成長戦略の実現に向けたアクションプラン
〜学会の知恵を社会に還元する仕組み作り〜」

時間:10月14日(月)10:00〜12:00
場所:第1室

講師:渡邊 政嘉 氏
     経済産業省 産業技術環境局 産業技術総合研究所室
     室長
   小笠原 敦 氏
     文部科学省 科学技術政策研究所 科学技術動向研究センター
     センター長

1.新たな成長戦略の概要と市場戦略プラン(渡邊)
2.総合科学技術会議の司令塔機能強と総合戦略(小笠原)
3.経済産業省(渡邊)及び文部科学省(小笠原)の最新施策 等
4.学会の知を社会に還元するアクションプランとは(ディスカッション)