v_BASE (振動工学データベース研究会)


研究会活動の概要
 日本機械学会 機械力学・計測制御部門に所属する振動工学データベース研究会(通称 v_BASE)では,機械システムで遭遇した振動トラブル事例(トラブル未然対策事例を含む)の収集を続け,収集したデータのデータベース化を推進しています.研究会は,同部門の主要事業として毎年開催される DynamicsDesign Conference(D&D)において v_BASEフォーラムを開催し振動トラブル事例を紹介しています.また,検索プログラムを装備した”v_BASEデータベース”を作成しています.
 
v_BASE データベースの紹介 
v_BASE研究会は設立趣意書に「機械に発生した振動問題に関する経験データを集積し,データバンクを構築し,産業界の設計力・検査力の向上に寄与することを目的とする.また,広くその内容を産業界に浸透させ,機械学会の果たす役割の向上に努めるものである.」と記しています.活動の基本として,機械学会での講演会やD&Dコンファレンスで開催される v_BASEフォーラムで,多くの企業の研究者・技術者を核に大学の先生方にも参画していただき,実事例に基づいた振動・騒音問題に関する討論を行っています.この結果収集されたデータは,各種機械・構造物の振動・騒音トラブル対策事例および振動原因と低減ノウハウデータに関する全1043件(〜2018年9月)となりました. v_BASEデータベースはこれらデータを電子ファイルとして纏めたものです.これらデータは,振動トラブル発生時には原因推定と対策・解決ノウハウの重要なヒントとなり,新たな機械・装置を開発合や施工管理においては事前に検討しておくべき事項を適切に決定するための有益な情報になります.研究会は,現在もこのようなデータを蓄積する活動を継続し更なるデータの充実を図っています.
 
   → データベースの特徴
   → 検索方法例(pdfファイル 第3版に対応しました)
   → タイトル一覧(最近の100件に限定)
    →・サンプル事例1(蒸気タービンのオイルフォイップによる振動.PDF) 
    →・サンプル事例2(ボイラ誘引ファンダクトの振動.PDF) 
    →・サンプル事例3(トルクの変動によるカップリングに起因する振動.PDF) 


v_BASE English Data

  v_BASE Data English Version

 
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