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技術倫理委員会

No.07-128 技術倫理協議会第3回公開シンポジウム

「リスクマネージメントと技術者の倫理の接点―学協会の役割」

主   催 : 技術倫理協議会(幹事学会 日本機械学会)
共   催 : 土木学会、化学工学会、日本技術士会、日本建築学会、日本工学教育協会、日本原子力学会、電子情報通信学会、日本機械学会、日本工学アカデミー、応用物理学会、日本化学会、電気学会 (以上 技術倫理協議会参加団体)

後   援 : 日本工学会
日   時 : 2007年11月27日(火)    13:00-17:00
場   所 : 日本化学会 ホール(7階)
(●JR御茶ノ水駅下車徒歩3分)、●地下鉄丸の内線「御茶ノ水」駅下車徒歩4分、●地下鉄千代田線「新御茶ノ水」駅下車徒歩5分)、 〒101-8307  東京都千代田区神田駿河台 1-5
URL http://www.csj.jp/kaimu/office/map.html     当日連絡先 TEL 03-3292-6161
参加費 : 無料(資料代  1000円)
問合せ・申込先 : 下記Faxか電子メールでお申込下さい。 ファックス用申込フォーム申込フォーム
社団法人 日本機械学会   TEL 03-5360-3500  FAX 03-5360-3508
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35、担当 福澤清和  E-mail  fukuzawa@jsme.or.jp


開催趣旨:エレベーター、ジェット・コースターなど機械システムや、化学プラント、原子力発電プラントその他の保安検査、あるいはまた食品や住宅、化学製品の安全の検査システムをいかに効果あるものとするかという問題は、日本の産業界が直面する大きな課題です。新しい対応のひとつとして、欧米型の民間の力を活用したリスクマネージメント・システムへの胎動があります。これは、政府や法律の規制や保証に100%頼るのではなく、民間の第3者機関および保険の考えを活用する考え方なので、日本には従来弱いNPOや保険システムの整備など多くの課題があります。新しいシステムが社会に安心をもたらすには、学協会の果たす大きな役割が期待されると同時に、技術者や経営者の倫理も重要な課題となります。学協会の果たす役割と技術倫理の問題を、皆様と共に考えたいと思います。

開会挨拶 実行委員長 長島 昭(技術倫理協議会議長、横浜国立大学理事)
総合司会および実行副委員長 御園生 誠((独)製品評価技術基盤機構理事長)
基調講演:(13:10-16:00)
(1)「社会の安心・安全と保安検査システム」
講演要旨:種々の産業における保安検査と自宅検査の実態を紹介し、安全の確保の指針を示す。
講師 小林英男(横浜国立大学教授、安心・安全の科学研究教育センター)

(2)「リスクマネージメントと技術者倫理」
講演要旨:安全を生産や品質よりも高い価値として製品を生産し、企業を経営して行く、これが技術者の倫理、経営トップの経営倫理の基本である。
講師 向殿政男(明治大学教授、理工学部長 兼 理工学研究科委員長)

(3)「化学物質管理政策の動向と自主管理のあり方」
講演要旨:多用な用途を持つ膨大な数の化学物質とそれを用いた製品を管理するためには、どうしたら良いのか?今後の政策のあり方について問題提起をしつつ、自主管理を中心とした化学物質総合管理の重要性についてを話す。
講師 野中哲昌((独)製品評価技術基盤機構 理事)

パネル討論:「安全認証制度における学協会の役割」(16:00-17:30)
司会: 三木哲也(技術倫理協議会委員、電気通信大学教授)
パネリスト:佐藤国仁(技術士会)他(予定)

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行事 2007/10/12