行事一覧2008>No.08-64 講習会 熱・気流数値計算の基礎と応用

Last Update 2008.06/18

08-64 講習会
熱・気流数値計算の基礎と応用

(環境工学部門 企画)

開催日

2008年9月12日(金)

会 場

大阪大学中之島センター 7F講義室3
  〔大阪市北区中之島4-3-53/電話(06)6444-2100〕MAP

趣 旨

 熱・気流解析のパッケージソフトが広く普及し、幅広い分野で応用されています。この講習会では、機械学会に所属され、実際に熱・気流解析のパッケージソフトを利用している技術者に、熱・気流の基礎方程式と数値計算技術、そして乱流モデルの必要性について解説してもらいます。さらに,これらをよりしっかりと理解してもらうため、日頃学生たちに解りやすく基礎的考え方を講義している大学教官に、簡単なモデル計算をとおして熱・気流の挙動の基本を実感してもらうとともに、基礎理論を解説いたします。

題目・講師

9.30〜11.00/T.熱・気流の基礎理論 桃瀬 一成(大阪大学)
ナビアストークスの基礎方程式、連続の式、熱・物質の保存方程式について解説するとともに、層流・乱流の違いと乱流モデルの考え方の基礎を判りやすく解説する.
11.00〜12.30/U.熱・気流の数値計算技術 近本 智行(立命館大学)
基礎方程式の離散化の考え方について解説する。時間差分スキームと空間差分スキームの代表的な方法について解説し、離散化により生じる誤差について事例を示しながら解説する。また、初期条件、境界条件についても解説する。
13.30〜15.00/V.日射・輻射計算の基礎 添田 晴生(大阪電気通信大学)
日射・輻射計算の基礎を解説するとともに、熱・気流との連成方法について、具体的な解法事例について解説する。
15.00〜16.30/W.熱・気流の数値解析の失敗例,成功例 近藤 明 (大阪大学)
熱・気流解析では、境界条件や初期条件を不適切に設定すると、正しい計算結果を得ることができない。具体的な事例を示しながら、計算結果の良否を判断する考え方について解説する。

定 員

50名,申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

聴講料

会員15,000円,会員外20,000円,学生員7,000円,一般学生10,000円

いずれも教材1冊分の代金を含みます.開催日の10日前までに聴講料が着金するようにお申し込み下さい.以降は定員に余裕がある場合当日受付をいたします.なお聴講券発行後は取消しのお申し出がありましても聴講料は返金できませんのでご注意願います.

教 材

 教材のみ希望の場合は,一冊につき,会員2,000円,会員外3,000円にて頒布いたします.
     (教材は終了後には販売しません)

申込方法

申込者1名につき,行事申込書(http://www.jsme.or.jp/gyosan0.htm )に必要事項を記入しお申し込みいただくか,Web(http://www.jsme.or.jp/kousyu2.htm )からお申し込み下さい.

〔担当職員 宮原ふみ子〕

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