第16回 評価・診断に関するシンポジウム
2017年11月30日 - 2017年12月01日 | 機械力学・計測制御部門研究発表講演会主催No.17-63
【主催】日本機械学会 機械力学・計測制御部門
【合同企画】機素潤滑設計部門
【共催】日本設備管理学会・日本トライボロジー学会
【協賛】化学工学会,計測自動制御学会,精密工学会,電気学会,日本原子力学会,
日本高圧力技術協会,日本材料学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,
日本プラントメンテナンス協会
開催日:2017年11月30日(木)~12月1日(金)
開催趣旨:
日本機械学会,日本設備管理学会,および日本トライボロジー学会では,安全・安心で持続可能な社会のための「評価」「診断」に関心を持つ研究者・技術者が集まり,分野・業種・産官学の垣根を越えて,ニーズとシーズの情報を交換する場を提供することを目的に,標記シンポジウムを開催いたします.
本シンポジウムでは,参加される方々がお互いに技術・学術交流を深めるため,一般講演における質疑・討論をポスターセッション形式で行います.4件程度の講演を一つのセッションとし,一件15分の口頭発表を連続で行った後に,別途展示したポスターの前にて30分程度の質疑・応答時間を設けます.
「評価,診断,保全,メンテナンス」をキーワードに,多くの研究者・技術者にご参加いただきますよう,ご案内いたします.
特別講演:
「熊本地震における建築物の被害と今後の課題」
熊本地震災害調査委員会 委員長 (福岡大学 工学部 建築学科 教授)
高山 峯夫 氏
2016年4月に発生した熊本地震は、益城町において震度7を連続して2回経験するなど非常に稀な地震であった。益城町などでは強い揺れによって建築物、特に木造住宅に甚大な被害が出た。一方、免震建物では大きな地震被害はなく、免震病院では地震後もその機能を発揮することができた。また熊本県にあった工場も被害を受け、一時生産ができなくなる事態となった。建物の用途によっては、耐震性だけでなくその機能性などを維持することも求められる。今回の熊本地震における建築物の被害から、これからの耐震設計の課題について災害調査委員会で得られた知見も踏まえて紹介する。
プログラム等の詳細:
「診断・メンテナンス技術に関する研究会」のホームページにてプログラム・参加登録に関する詳細等を随時掲載します.
ホームページアドレス:http://diagnosis.dynamics.mech.eng.osaka-cu.ac.jp/