エンジン開発を支える計測技術
2020年1月17日 | エンジンシステム部門講習会主催No.19-378
【企画】一般社団法人日本機械学会 エンジンシステム部門
【共催】岐阜大学
【協賛(予定)】日本燃焼学会,自動車技術会,日本内燃機関連合会,日本マリンエンジニアリング学会
【趣旨】
エンジン開発において,近年ではCAEによるモデリングが大きく取り入れられているが,信頼のおけるモデル開発には,最新技術による計測手法の発展が不可欠である.本講習会では,エンジン開発に密接に関連した物理量の計測技術の解説,および最新技術の紹介と今後の展望に関しての話題を一堂に集め,エンジンの現象解明に必要な情報とは何か,ということに関する多角的な議論と情報交換の場とする.
本講習会では,最新の光学的計測法をはじめ,各分野の専門の先生方に,エンジン開発に関連する計測技術に関して,これまでの経緯や最新の研究成果を交えて紹介していただきます.広い視点から研究者・技術者間で知見を共有でき,最新の技術動向に関して総合的に学ぶことが出来る良い機会ですので,ぜひご参加下さい.
【題目・講師】
【午前の部】
10.30‐10.35/開会挨拶
10.35‐11.35/高速度IRカメラによる低温酸化反応計測
講師 岐阜大学 高橋 周平
11.40‐12.40/1μm以下の水蒸気から近赤外放射を利用した火炎温度測定
講師 東京大学 中谷 辰爾
(12.40 – 13.30 休憩)
【午後の部】
13.30‐14.30/エンジン熱効率改善に向けた計測解析事例の紹介
講師 株式会社SOKEN 河野 正顕
14.40‐15.40/航空・宇宙用エンジン開発における非接触計測技術
講師 株式会社IHI 長尾 隆央
15.50‐16.50/紫外・可視・赤外高速度撮影によるディーゼル燃焼及び壁面冷却損失の可視化技術
講師 明治大学 相澤 哲哉
16.50‐17.00/閉会挨拶
【定員】 50名,申込先着順により,定員になり次第締切ります.
【教材】 講習会に参加されず教材のみご希望の方は1冊につき会員3,000円, 会員外5,000円.教材のみを
入手ご希望の方はこちらよりお申込み下さい.