一般社団法人 The Japan Society of Mechanical Engineers

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CFDの基礎とノウハウ

2024年7月11日 - 2024年7月11日 | 流体工学部門オンライン開催四力学-基礎若手CP対象講習会No.24-59

若手会員のための資格継続キャンペーン対象講習会

【企画】
流体工学部門

【協賛】
可視化情報学会,日本ガスタービン学会,日本計算工学会,日本気象学会,日本航空宇宙学会,日本混相流学会,日本シミュレーション学会,日本伝熱学会,日本流体力学会

【開催日時】
2024年7月11日(木)9:20~16:50

【会場】
Zoomによるオンライン開催.ミーティングID,およびパスワード,電子ファイル教材は7月8日(月)までにメールでお知らせする予定です.期日になっても届かない場合は,下記担当職員までご連絡ください.

【趣旨】
CFD (Computational Fluid Dynamics)は設計や予備試験の道具として幅広く用いられるようになってきておりますが,未だ普遍的な手法が確立していません.CFDを有効に用いるためには,流れの本質を理解し,様々な離散化法・スキーム・物理モデルの中から,着目している現象と得たい答えに応じた適切な選択が必要です.本講習会は,企業へ入社もしくは研究室配属後に,設計業務や研究業務ではじめてCFDを扱うことになった方,商用コードの導入を検討されている方,すでに導入されている方などに対して,CFDの基礎とノウハウを包括的に提供いたします.応用分野への適用においても,所有するソフトウェア資源の制約などにより,常に適切な用い方をしているとは限りません.内容は大学院水準の基礎知識から最先端の解析応用例を含んでおり,研究グループ内でのCFDの活用をいっそう加速する機会になるかもしれません.

【プログラム】
9:20~9:30 挨拶・諸説明
淺田 啓幸 (東北大学)
9:30~11:00 「流れの本質の理解と解析の基礎」
加藤 千幸(日本大学理工学部)
本講義では,設計業務や研究業務にCFDを適用して期待した成果を得るために,はじめに理解しておく必要がある流体の基本的な性質と,特に実用上問題となることが多い乱流に関して,流体力学を学んだことがない人にも分かるように説明する.
11:10~12:40 「物理モデルと乱流モデルの基礎と選択法」
塚原 隆裕 (東京理科大学創域理工学部)
乱流等の2次的な現象を含む流れの解析において,厳密な方程式を直接解くことは実用性に乏しい.従って,これらの影響を簡便に表現するための物理モデル(乱流モデル含)を計算に導入するのが一般的である.本講義では各種物理モデルの流れ場に対する予測性能の差異や計算コスト,乱流モデルの基礎事項と注意点について説明する.
12:40~13:40 昼休み
13:40~15:10 「離散化手法とスキームの基礎と選択法」
嶋 英志 (宇宙航空研究開発機構/航空技術部門/特任担当役)
CFD技術は格子,離散化手法や物理モデルなど様々な要素からなるが,離散化手法だけを取り上げても全ての応用範囲を包括する万能なものは存在しないのが実情である.離散化手法に限らず計算法には堅牢性,高精度,高速性のような特性が要求されるが,これらの特性は相反するところがあるため,現実には問題に応じて適切に選択する必要に迫られる.本講義は正しい選択をするため,基礎的な計算法の性質を理解することを目的とする.

15:20~16:50 「自由界面流れの数値計算」
高木 周 (東京大学大学院工学系研究科)
境界形状の変化を伴う自由境界流れに対して,界面で課される境界条件や基礎方程式の記述の仕方など基礎的な事項の説明を行う.さらに,自由境界問題を解くための計算手法として,VOF法,Level Set法のように固定格子を用いる手法や境界適合格子を用いる方法について,それぞれの手法の利点・欠点を含めて解説する.

【定員】
90名程度.申込み先着順により定員になり次第締め切ります.

【参加登録費 (教材の代金を含む)】
正会員17,000円,会員外29,000円,学生員/大学院生の会員(正員)7,000円,一般学生12, 000円.
協賛団体会員の方も本会会員と同様の料金とさせて頂きます.また,本講習会では大学院生の会員(正員)は,学生員の聴講料で参加できます.

・参加費はいずれも税込み価格です.

・大学院生の会員(正員)の方は「学生員」を選択し,「通信欄」に所属大学院名,課程・学年をご記入ください.
・学生員から正員資格へ変更された方は,卒業後3 年間,本会講習会への聴講は学生員価格にて参加が可能です.申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名を記載してください.
・機械学会特別員(法人会員)資格にてご参加の場合は、会員番号欄に11桁の行事参加料割引コード(XXXXXXX-XXXX)をご入力ください.
・「特別員行事参加無料券」を利用される場合、聴講料は無料となります。「特別員 行事参加無料券利用」を選択のうえお申込みください。申込完了後、担当職員まで「自動返信メール」を印刷したものと「特別行事参加無料券(原本)」をご郵送ください。「
・協賛学協会会員の方は「協賛団体一般」「協賛団体学生員」を選択し、会員番号欄に所属団体の会員番号を、通信欄には協賛団体名をご記入ください.

【申込締切】
2024年7月5日(金)7月10日(水)15:00までに延長しました

【教材】
教材のみの販売はありません.
※講習会参加者に限り,教材の電子ファイルを提供いたします.

【申込方法】Payventにて受付します.
・下記からお申込みとお支払いをお願いいたします.
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/662b55d6d9cee2bd9eaed655

【参加費の支払いについて】
■参加費については,2024年7月10日(水)までに決済をお願いします.
■聴講料のお支払いには,クレジットカード(Apple pay、Google pay含む)・銀行振込のいずれかがお使いいただけます.
■銀行振込の際の振込手数料は,各自でご負担いただきます。予めご了承ください。また、振込先の口座は申し込みごとに異なり、他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます
■銀行振込でのお支払期限は,原則としてお申し込みから3日以内です。ご入金が確認出来ない場合、こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください.
■お申込内容は,Payventより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます。メールが届かない場合は,「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします.
■原則として,お支払い完了後はキャンセルのお申し出があってもご返金できませんので何卒ご了承ください.

【領収書について】
■領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます.ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します.(こちらに氏名を入力しますと,宛名に氏名が重複しますのでご注意ください.
■領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます.

【注意事項】
■本講習会はZoomミーティングを利用してオンラインで開催いたします.必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください.
■遠隔参加のための技術的なサポートはできませんので、ご了承ください.
■参加者による講習会の静止画/動画撮影・録音は禁止です.
■当日の発表の音声・スライドの著作権は発表者に帰属します.
■資料の二次配布は禁止されています.

【問い合わせ先】一般社団法人 日本機械学会 総合企画グループ 佐藤
〒162-0814東京都新宿区新小川町4-1 KDX飯田橋スクエア2階
Tel: 03-4335-7615/E-mail: sato@jsme.or.jp

会場
オンライン開催
申込締切
2024年7月05日

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