静粛設計のための防音・防振技術
2025年6月13日 - 2025年6月13日 | 環境工学部門ハイブリッド開催若手CP対象設計技術-基礎講習会主催No.25-57
(企画 環境工学部門)
U R L https://www.jsme.or.jp/env/
協 賛(予定,順不同) (一社)スマートサウンドデザインソサエティ,(公社)自動車技術会,(一社)日本音響学会,(公社)日本騒音制御工学会
開催日 2025年6月13日(金) 9:30~17:00
会 場 ハイブリッド開催(対面:中央大学後楽園キャンパス2号館2階2215室(東京)、オンライン:Zoomを使用)
https://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/
※ZoomURLおよび事前配布資料は,開催3日前までにご案内予定です.
※オンライン参加の方は,必ず前日までに通信環境や必要機材の準備・確認をした上でご参加ください.
趣 旨
騒音や振動のために機械製品や設備の価値が半減することが多々あります.最近はコスト削減から軽量化が推し進められ,振動や音が増加しやすい構造となっています.この講習会では,機械学会に所属され, 実際に機械の騒音振動対策に具体的に取り組んでいる研究者・技術者が,防音・防振に関する基本から騒音低減に関する技術の勘所までと,簡単な実験を交えた騒音・振動対策の基本,静粛設計製品の開発方法などについて解説いたします.
題目・内容・講師
9:30~10:40/ (1)音響の基礎・防音の基礎
音響の基礎および防音の基礎について,主に初学者を対象として解説する.音響の基礎ではデシベルの定義や周波数分析方法について,また,防音の基礎では吸音,遮音,回折などの防音対策方法について,それぞれ事例を交えて説明する.
(一財)小林理学研究所 騒音振動研究室 土肥 哲也
10:50~13:30/ (2)簡単な実験による騒音・振動対策の失敗例,成功例(途中に昼食休憩12:00~13:00を含む)
実際に音を聞きながら,音の周波数による遮蔽効果の違いを理解する.また,なぜ音源側での対策が重要なのかなど,防音,防振対策の基本を,実験を通じて体験することで理解を深める.
山梨大学 工学部 メカトロニクス工学科 北村 敏也
13:40~14:40/ (3)事例に基づく振動・騒音低減技術の紹介
低振動・低騒音化を図るには,音源側の特性や設置環境,受音側への伝搬特性を把握することが重要である.重電・家電・産業機器・OA電子機器など適用事例を交えて,振動騒音防止技術を活用する上での注意点や対策方法について紹介する.
(株)東芝 江波戸 明彦
14:45~16:15/ (4)静粛設計・音質設計における音響材料
静粛設計・音質設計に利用される吸音材,遮音材,制振材,防振ゴムなどの構造・動作原理と,適用時の注意点を解説し,代表的なサンプル,実践的で効果的な適用法,適用例を紹介する.
ブリヂストンケービージー(株) 飯田 一嘉
16:20~16:50/ (5)機械の静粛設計・騒音対策の考え方
静粛設計・騒音対策を進めるために,基本計画,現状解明,音源対策,伝播経路対策などを的確に行う必要がある.いつ,どのようなツールを利用して各作業を実施するのかを解説する.
中央大学 理工学部 精密機械工学科 丸田 芳幸
16:50~17:00 (最長18時まで)
(6)質疑応答・個別相談
(1)~(5)の講義内容に関する質問と回答.加えて騒音・振動に関する業務で悩まれている課題のご相談があれば,解決に向けての個別のアドバイスを行う(対面または1対1のZoomを予定).
講師一同
お申込み
Payvent(下記URL)よりお申込みください.
https://app.payvent.net/embedded_forms/show/67d0c8c213a5b69c396e3b5f
◆申込・入金締切: 2025年6月9日(月)
◆定 員: 50名程度,申込先着順で定員になり次第締切ります.
◆聴講料(いずれも税込):
正員23,000円,会員外40,000円,学生員8,000円,一般学生15,000円
協賛団体会員 23,000円,協賛団体学生会員 8,000円
【注意事項】
- 請求書の発行は対応できかねます.
- 申込後のキャンセル,返金はできません.スケジュールをよく確認の上,参加申し込み頂きますよう,ご協力お願い申し上げます.
- 銀行振込の際の振込手数料は各自でご負担いただきます.予めご了承ください.また振込先の口座は申込ごとに異なるため,他の申込とまとめてのお支払いは出来かねます.
- 領収書について
領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます。ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します。(こちらに氏名を入力しますと、宛名に氏名が重複しますのでご注意ください。領収書はPayventからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます。 - 学生員から正員資格へ移行された方は,卒業後3年間,本会講習会へは学生員価格で参加可能です.申込先フォームの会員資格は「正員(学生員から正員への継続特典対象者)」を選択し,通信欄に卒業年と卒業された学校名をご入力ください.
- 特別員の資格(正員扱い)で行事に参加される場合,聴講料は正員の価格となります.申込先フォームの会員資格は「特別員 行事参加料割引コード利用」を選択し,「会員番号」に「行事参加料割引コード」(xxxxxxx-xxxx)をご記入下さい.
- 「特別員行事参加無料券」を利用される場合,聴講料は無料となります.予め「特別員行事参加無料券(原本)」をご用意の上,「特別員 行事参加無料券利用」を選択のうえお申込みください.「行事参加無料券(原本)」を以下問い合わせ先担当職員宛にご郵送ください.
- 協賛団体一般・学生会員の方は機械学会会員と同じ価格でご参加いただけます.「協賛団体一般」「協賛団体学生員」を選択し,「会員番号」に所属団体の会員番号を,「通信欄」には協賛団体名をご記入ください.
- 一部の講義がオンライン形式となる場合や,過去の収録動画を再生する場合があります.
- 本ページからのお申し込みについては,集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします.
教 材 教材は対面・オンラインを問わずPDFを各自ダウンロードして頂きます.紙媒体の教材は作成・頒布いたしません.
問合せ先
〒162-0814 東京都新宿区新小川町4番1号 KDX飯田橋スクエア2階
日本機械学会環境工学部門(担当 角谷・橋口)
電話:(03)4335-7615/E-mail: env-event(at)jsme.or.jp
※(at)を@に変換してください.