ワークショップ「武力紛争とロボット・AI技術について考える」
2025年6月04日 - 2025年6月04日 | ロボティクス・メカトロニクス部門ハイブリッド開催特別講演会主催No.25-83
No.25-83 ワークショップ「武力紛争とロボット・AI技術について考える」
企画 ロボティクス・メカトロニクス部門セキュリティロボティクス研究会
開催日 2025年6月4日(水),13:00-15:00
会 場 やまぎん県民ホール 会議室2 および オンライン
趣 旨 近年,武力紛争において,ドローンや意思決定AIが用いられるなど,ロボット・AI技術が戦いの道具として広く利用され,賛否が分かれる状況となっています.これらの技術の進展は,戦場における効率性や安全性の向上をもたらす一方で,倫理的問題や国際法の観点から多くの議論を引き起こしています.本ワークショップでは,武力紛争とロボット・AI技術をテーマに,赤十字国際委員会駐日代表,国際人道法の専門家およびSF作家からロボット工学に対する期待や懸念をお話いただきます.講師の方々のお話をきっかけに,工学者が武力紛争にまつわる問題に目を向け,ロボット・AI技術を使って人道に貢献できることは何かないか?を参加者で考える会にしたいと思っております.
内 容
■講演の部
13:00 – 13:10 本ワークショップの趣旨説明 辻田哲平(防衛大学校)
13:10 – 13:30 「赤十字国際委員会(ICRC)が考える新技術の発展と使用」
榛澤 祥子(赤十字国際委員会)
13:30 – 13:50 「戦争で求められるルールを、機械が人間の手を完全に離れて自律的に守ることはできるのか」
黒﨑 将広(防衛大学校)
13:50 – 14:10 「想像力が描いてきたAIと兵器、そして戦争」
藤井 太洋(SF作家)
(5分休憩)
■パネルディスカッションの部
テーマ:「ロボット・AI技術を使って人道に貢献できることはないか」
14:15 – 14:20 「人道的観点からのロボット・AI技術への期待と不安」
指定討論者:淺間一(東京大学)
14:20 – 14:50 パネルディスカッション
パネリスト:榛澤祥子、黒﨑将広、藤井太洋、淺間一
ファシリテーター:江間有沙(東京大学)
14:50 – 15:00 Q&Aセッション(会場およびオンラインからのご質問を受け付けます。)
※講演題目は変更になる可能性があります。
参加費 無料
定 員 現地:最大12名,オンライン:特になし
申込締切 2025年6月3日(火)
申込方法
下記リンク先よりお申し込みください.
https://events.teams.microsoft.com/event/24fa882c-6db6-429f-a8e3-61a766767fe8@ebbb3009-2ce7-45a0-a417-a1548e39eaf3
申込先・問合せ先
防衛大学校 システム工学群 機械工学科 辻田哲平(tsujita@nda.ac.jp)