2004年にスタートした「ISO18436-2 準拠　機械状態監視診断技術者（振動）」資格認証制度は21年目を迎えました。今年8月時点での本資格の試験合格者は、カテゴリⅠ 851人、カテゴリⅡ 4,972人カテゴリⅢ 509人、カテゴリⅣ 38人です。

トライボロジーの資格認証制度は2009年に開始され、カテゴリⅠ1,252人、カテゴリⅡ 262人、カテゴリⅢ 13人 です。

本資格は診断技術に特化したものであり、これまでに類の無い資格として、設計技術者、保全技術者から高度専門家まで、また、重工業・回転機械製造業、エンジニアリング・メンテナンス産業、石油、化学、鉄鋼、電力、ガスなど多岐にわたる産業分野の技術者が資格を取得しております。

それぞれ振動診断技術という共通の技術に携わる技術者ではありますが、異なる業種にある技術者同士の技術交流、情報交換は新たなヒントを得る貴重な機会であり、技術力の向上に役立つものであると考えられます。

そこで、機械状態監視診断技術者のコミュニティの場として、また資格取得者に対するフォローアップの場として「状態監視振動診断技術者コミュニティ第14回ミーティング」を対面のみにて開催することとしました。

多くの振動診断技術者の参加ならびに活発な意見交換を期待致します。なお、機械状態監視診断技術者（トライボロジー）資格認証者、資格取得をご希望の方も参加できますので、積極的なご参加をお願い致します。

スケジュール

開催日時　2024年10月4日　（金）
・コミュニティミーティング　13:00～16:45
・技術交流会　17:00～19:00
※それぞれ参加費のお申し込みが必要です。

会場　　　大阪科学技術センター（大阪市西区靭本町1-8-4）401 号会議室

(御堂筋線本町駅下車⑥号または②号出口より西へ徒歩8分）　対面のみの開催

プログラム　　　　　　司会　日隈幸治

13:00～13:05　コミュニティ主査挨拶　　　　　　　　　　……主査　渡部幸夫

13:05～14:05　特別講演　　　　　　　　　　　　……三重大学特任教授　陳山 鵬先生

題名　設備診断理論と実践の結びつきについての探求とその難しさ

概要：設備診断に関する理論的な基礎研究は、診断精度の向上、新技術の創出、および実践の指針に寄与します。しかし、設備診断理論と実践の結びつきには、基礎研究で得られた理論的成果を現場に適用する際に、設備個性や運転条件などが異なるため、多くの課題が存在します。本講演では、設備診断理論と実践のギャップを埋めるために、長年にわたって行ってきた継続的な研究開発の内容を紹介します。

14:05～14：35　カテ４合格者の事例紹介　株式会社酉島製作所　野呂貴之　氏

題目：ワイヤレス状態監視センサーによるキャビテーション診断事例

概要：弊社が開発したワイヤレス状態監視センサー「TR-COM」を用いたポンプのキャビテーション診断事例を紹介します。周波数レンジ10000HzのFFTに現れるキャビテーション・エロージョン発生時の特徴と、その発生メカニズムに基づいた診断事例について解説します。

14:35～15:05　カテ４合格者の事例紹介　　川崎重工業株式会社　倉敷豊　氏

題目：産業用一軸多段遠心圧縮機で経験した振動事例紹介

概要：産業用の一軸多段遠心圧縮機は、作動流体のガス密度が比較的高く、かつ高速で運転されるため、様々な振動トラブルが発生します。本講演では、筆者がこれまでに経験した振動事例として、オイルフィルムシールに起因した自励振動、流体起因の強制振動を取り上げ、発生した事象、原因究明、対策について紹介します。

15:15～16:45　事前メール受付による振動相談　６件程度

ブロワの振動変化等を予定

＊振動相談がございましたら、9月30日までに渡部にメールで連絡願います。

参加者の皆さんに回答して頂きます。

連絡先：w20010503@yahoo.co.jp

17:00～19:00　技術交流会（大阪科学技術センター7F　レストランにて）

【参加申込締め切り】　2024年9月20日（金）

【定員】　　　100名（先着順）

【参加費】

・コミュニティミーティング　3,000円（資料代含む）　（税込み）

・技術交流会　3,000円（税込み）

【申込方法】　ぺイベントよりお申込み下さい。

※領収書は注文単位での発行となります。1回の注文で複数のチケットを購入した場合、個別の発行はできませんので、領収書を分けたい場合はチケットごとにお申込みください。

（ぺイベントURL：https://app.payvent.net/embedded_forms/show/66d7f15d3e79442683d002a7）

■参加費は、9月20日（金）までにご入金をお願いします。

■参加費のお支払いには、クレジットカード（Apple pay、　Google pay含む）・銀行振込のいずれかがお使いいただけます。

■銀行振込の際の振込手数料は、各自でご負担いただきます。予めご了承ください。また、振込先の口座は申し込みごとに異なり、他の申し込みとまとめてのお支払いは出来かねます。

■銀行振込でのお支払期限は、原則としてお申し込みから3日以内です。ご入金が確認出来ない場合、こちらでキャンセル処理をさせていただきますのでご了承ください。

■お申込内容は、ぺイベントより配信されるお申し込み完了メールからご確認いただけます。メールが届かない場合は、「payvent.net」からのメールを許可するように受信設定をお願いします。

■原則として，決済後はキャンセルのお申し出がありましても返金できませんのでご注意願います．

本ページからのお申し込みについては，集会事業申込規約にご同意いただいたものとみなします．

【領収書について】

■領収書のお宛名には参加者の氏名が自動で記載されます。ご所属先を宛名に追加する場合は申込フォームの”領収書のお宛名”欄に記載をお願い致します。（こちらに氏名を入力しますと、宛名に氏名が重複しますのでご注意ください。

■領収書はぺイベントからのお支払い完了メールに記載されているURLよりダウンロードいただけます

今までの、ミーティング情報は、状態監視振動診断技術者コミュニティHPに記載しております。　https://www.jsme.or.jp/conference/joutai/

【お支払いに関する問い合わせ先】

担当　渡邊／E-mail: joutai@jsme.or.jp