IIPサマースクールに参加して

東京電機大学
理工学部知能機械工学科
振動・音響研究室
佐久間規彰

 今回のIIPサマースクールにおいて,私は生まれて初めて幹事の仕事をさせていただきました.幹事の仕事は予想していたものよりも大変な仕事でした.そこで,今回は幹事の立場としての感想も含めた感想文を書こうと思います.

 まず初めに幹事としての感想です.ご協力して下さった皆様には本当に感謝しております.今まで私はイベントに参加しているだけで,主催者側の立場になったことがありません.今回のサマースクールは幹事を通して主催者側の苦労を知ることができた貴重な体験であったと思っています.観光会社の方との話し合いや,当日に配るドリンクの発注,部屋割り,しおりの作成等初めて体験したことばかりで要領がつかめませんでした.そのせいで幹事の仕事が思うように進まず,研究室に泊まったこともあります.

 仕事の中でも特に痛感させられたことが,その日初めて出会った大勢の人たちをまとめることの難しさです.人数が多い分,様々な性格の人が集まります.交流会として行われた,ソフトバレーボール大会では部屋毎に整列してもらうだけでも一苦労でした.

 しかしながら,去年幹事を務めた先輩からのアドバイスを頂いたこと,他大学の皆さんのご協力のおかげで無事にソフトバレーボール大会を終えることができました.来年の幹事になる研究室の方にも頑張っていただきたいと思います.

 次に今回のサマースクールに参加した感想です.今回,グループ討議のテーマは『5年後,10年後の移動体の姿』というものでした.部屋のメンバーにも恵まれ,すぐに打ち解けることができました.そのおかげもあり,グループ討議で発表するプレゼン作成の時は全員の意見を参考に作ることができたので,満足のできる結果となりました.このように,初めて出会った人たちと協力して一つの結果を出すということは貴重であり,良い体験であったと思います.

Last Modified at 200810/1