優秀講演奨励賞を受賞して

佐賀大学大学院 工学系研究科 先端融合工学専攻
林 喜章

 2011年9月に開催された日本機械学会年次大会において発表致しました「上肢パワーアシストロボット操作時の筋電信号と脳波に関する研究」に対してIIP部門「優秀講演奨励賞」を頂き,まことにありがとうございます.木口量夫教授をはじめ,研究にご協力頂いた皆様に深く感謝いたします.

 本講演では,筋電信号に加えて頭皮上に配置した電極から計測する脳波信号を用いてパワーアシストロボットを制御するための研究に関して報告致しました.現在は筋電信号と脳波信号の両方の信号を用いて制御を行っていますが,筋電信号で制御していたパワーアシストロボットを脳波信号で制御することが可能になれば,筋電信号が計測できないような方でもロボットを利用することが可能となります.今後もこの受賞を励みに社会に貢献できるようより一層努力して参ります.

Last Modified at 2012/12/19