このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
— | オイルダイリューション [2022/03/15 14:15] (現在) – 作成 esd09 | ||
---|---|---|---|
行 1: | 行 1: | ||
+ | ==== オイルダイリューション ==== | ||
+ | {{tag> | ||
+ | |||
+ | オイルダイリューションとは,エンジンのクランクケース内のオイルパンに燃料が混入することを指す.これにより,潤滑油の粘度が低下し潤滑効果が低下することで,クランクシャフトなどの軸受けメタルが損傷する場合がある.この現象は主に,直噴ガソリンエンジンなどの場合,燃料がシリンダ壁面に付着し、シリンダ壁面とピストンリングの間をすり抜けて,クランクケース内に落ちることで発生する.通常,エンジンの暖機運転をすれば,オイルに混入した燃料が蒸発し,燃焼室内に再循環して燃焼に使われるため混入量は徐々に減っていくが,特に寒冷地などで暖機運転状態まで至らずにエンジンを止めてしまうことを繰り返すと,燃料が蓄積されていくことになる. | ||
+ | |||
+ | ~~NOCACHE~~ |