ユーザ用ツール

サイト用ツール


活性汚泥

activated sludge

 有機物を含む廃水をばっ気して酸素を供給すると,廃水中の有機物を栄養源とする多数の好気性微生物を含むゼラチン状フロックからなる生物性汚泥が得られる.これを活性汚泥と呼び,有機物の吸着能や酸化能に優れ,沈降性も良いので,有機物除去生物として一般的に活用されている.本汚泥を用いた廃水処理を活性汚泥法といい,ばっ気槽,ばっ気設備,沈殿池,汚泥返送設備からなり,下水,し尿,工場排水などの有機性廃水処理に広く用いられている.活性汚泥法には,生物反応(ばっき槽)の汚泥濃度,BOD負荷,滞留時間,形状,深さなどにより各種の方式があり,下水処理場の多くで採用されている方式は標準活性汚泥法といい,汚泥濃度:1500~2000mg/1,BOD負荷:0.2~0.4kg-BOD/kg-ss/d,滞留時間:6~8hr,形状:く形,深さ:4~6mで設計されている.