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音響現象における共振のこと．音響系の固有周波数に近い周波数の音波を入力すると振幅が非常に大きくなる現象．もしくは，音波の振幅倍率などが固有周波数近傍で大きくなり，極大値をとる現象．極大値での周波数を共鳴周波数，共鳴振動数といい，減衰がない場合には固有周波数と一致する．共鳴を利用して音を増強して放射させるものを共鳴器といい，ギターなどの楽器に利用されている．また，配管系における安全弁の分岐管などが共鳴器となり大きな音や振動を発生させることがある．
