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技術情報

information of technology

 科学技術の飛躍的発展に伴って,国内外で国際会議,学会講演会などが頻繁に開催され,多くの学術論文が発表されて,学術文献,知的所有権類やマニュアル類などのハードウェア,ソフトウェアに関する技術情報が急激に増加している.科学技術の情報量の増大と情報・通信の高度化社会への移行が進むにつれ,異分野の研究者がパーソナルコンピュータのネットワークを介してコミュニケーションを図り,共同作業によって新しく優れた研究が次々に創造されている.ネットワークを使うと,情報の収集,発表意見交換などが時間と空間を超えて可能となり,研究開発で大切なスピードと効率化が図られる.一方,科学技術情報ネットワークの利用に際して,膨大な科学技術の情報を整理,分析して貯蔵し,誰でもが必要に応じて簡便に探索できるように,データベース化された情報の検索システムの普及が,科学技術の研究支援として重要課題である.我が国では1957年に情報機関の草分けとして,日本科学技術情報センタ(JICST)が設けられ,さらに文部省によって1986年に学術情報センタがより広い情報サービス機関として設立された.その後,1996年に日本科学技術センターは新技術事業団との統合により,科学技術振興事業団科学技術情報事業本部(英文略語はそのままJICST)となる.さらに,パソコンネットの普及によって,国内の大学を結ぶ情報通信ネットワークとしてJUNETが1984年に発足したが,今日では国内だけでなく国際的ネットワークの一部にもなって,電子メール,電子ニュースのサービスが可能となっている.また,特許などの知的所有権類の総合的なオンライン検索システムとして,PATOLISが稼動している.