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応力緩和

stress relaxation

 変形が拘束されている場合,クリープの進行に伴って弾性ひずみが減少し,したがって,応力が減少する現象.応力リラクセーションともいう.一般には高温ほど起こりやすく,かつ,時間の経過とともに低下する.リラクセーション試験の方法は,一定の温度に保持された試験片に所定の大きさの初期ひずみ,したがって初期応力を負荷し,試験中はこの初期ひずみ量を一定に保持するように制御して負荷応力の減少量を連続的に測定する.金属材料の引張リラクセーション試験方法は[JIS Z 2276]に規定されている.フランジボルトの締付け力の低下,焼なましによる残留応力の除去,高温における切欠底あるいはき裂先端近傍の応力再分布などは,リラクセーションの実例である.