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実働応力

service stress

 実際の使用条件下で機械の構造部材に作用する荷重を実働荷重と呼び,その荷重によって生じる応力を実働応力という.機械が正常に機能している場合でも,構造部材が受ける荷重は一定でなく,時間に対し不規則に変動するランダム荷重であることが多い.特に自動車など輸送機械では走行中に非常に複雑な実働応力が観察される.実働応力を計測する手段として,ひずみゲージを用いる方法が一般的である.すなわち,対象部位にひずみゲージを接着し,機械運転下の応力を時間に対し計測する.得られた応力波形の頻度分布を種々の頻度計数法を用いて求め,累積損傷則の適用などによって構造部材の疲労寿命を予測することが可能である.また,実際に計測された応力を再現させる荷重を加えて耐久試験を行い,機械そのものの信頼性を確認することもできる.

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