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塑性ポテンシャル
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====== 塑性ポテンシャル ====== ==== plastic potential ==== {{tag>..c07}} ひずみ増分形塑性構成式の定式化において,塑性ひずみ増分\(d\varepsilon _{ij}^p\)は,応力テンソル\({\sigma _{ij}}\)のスカラ関数//g//とスカラパラメータ//d////λ//により,通常\(d\varepsilon _{ij}^p = d\lambda \left( {\partial g/\partial {\sigma _{ij}}} \right)\)の形に表現される.塑性ひずみ増分の方向がスカラ場//g//のこう配によって定まるという意味で物理学におけるスカラポテンシャルの考え方に類似しており,これから関数//g//のことを塑性ポテンシャルと呼ぶ.塑性ポテンシャル//g//として降伏関数//f//を選べば,安定な弾塑性体に対するドラッカーの仮説を満足させることができ,塑性ひずみ増分は,降伏面の法線方向を向くことになる(法線則).このような理論は,おもに金属材料に対してよく用いられており,関連流れ則あるいは連合流れ則と呼ばれる.これに対し,降伏関数とは異なる関数を塑性ポテンシャルとして理論を展開することもあり,それを非関連流れ則あるいは非連合流れ則という.塑性ポテンシャルの概念に基づいて展開される塑性構成式理論を[[07:1007465|塑性ポテンシャル理論]]と呼ぶ.【[[07:1003843|硬化法則]]】 ~~NOCACHE~~
07/1007464.txt
· 最終更新: 2023/02/17 10:58 by
127.0.0.1
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