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試料に急激な温度差を付与して熱衝撃破壊させることをいう.高温の試料を液体中に自由落下させる方法あるいは気体を高速で吹付ける方法などの急冷却法,常温の試料を急速に加熱する急熱法および急熱・急冷を繰返す方法がある.セラミックスのように引張応力に敏感な材料では,表面に引張応力の発生する急冷法が一般的である.冷却媒体には,試験の簡便性などの理由から水を用いる場合が多い.水中急冷法の場合には,試料形状,落下方法および水温管理などが重要であり,試験・評価方法が規格化[JIS R 1615]されている.