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破壊クライテリオン

fracture criterion

 破壊を生ずる条件の仮設または基準の設定を破壊クライテリオンという.破壊メカニズムに立脚して現象を説明する仮説から,設計基準の設定まで広い意味で用いられる.多軸応力の破壊クライテリオンがこの代表である.破壊力学では,降伏規模の大小によって,小規模降伏の場合は応力拡大係数K(平面ひずみ破壊靭性KIC)クライテリオン,大規模降伏の場合はJ積分(弾塑性破壊靭性JIC)クライテリオン,全断面降伏の場合は実断面応力σnet(塑性崩壊強度,有効降伏強度σEY)クライテリオンと,三つの破壊クライテリオンを使い分ける.これらの破壊クライテリオンの適用範囲を明確にし,さらに統合した方法が,2クライテリア法,R6法,破壊評価曲線(線図)である.