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ワイゼンベルグ効果

Weissenberg effect

 粘弾性流体の法線応力効果の一種.例えば,濃い水ガラスなどを入れた容器を回転すると図のように軸のまわりに押し上げられる.これは,粘弾性流体を定常せん断流動させたとき,弾性変形が大きくなると軸の回転方向に張力が発生し,液体を内側に締付けるように作用するため,内側に近い自由表面が盛り上がり巻付く現象で,ワイゼンベルグ(1947年)によって報告された.ニュートン流体の場合には,遠心力によって外側の液面が上昇するが,粘弾性流体の場合には,流線の方向に働くせん断応力のほかに,非等方性の法線応力が発生し,流体は内側に閉め付けられて内円筒付近の液面が盛り上がる.この効果は,ワイゼンベルグ・レオゴニオメータによる法線応力差の測定や粘弾性ポンプに応用されている.

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