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- | 六方用指数(Hexagonal index)とも呼ばれる六方晶における結晶方向および結晶面方位を表すための指数のこと.結晶底面に平行で,それぞれが120°の方位差を有する格子ベクトル \({a_1}\), \({a_2}\), \({a_3}\)および,それらのベクトルと垂直な格子ベクトル \({c}\)を結晶軸として,指数を決定する.基本的には,[[ミラー指数|ミラー指数]]と同様の手法で指数を決定するが,4つの結晶軸を用いるため,方向および面方位を表すための指数は4つになる.六方晶においても[[ミラー指数|ミラー指数]]を適用できるため,3つの指数で結晶方向と結晶面方位を決定できるが,現在のところ六方晶の場合は慣例的にミラー・ブラベ指数を用いる場合がほとんどである. | + | 六方用指数(Hexagonal index)とも呼ばれる六方晶における結晶方向および結晶面方位を表すための指数のこと.結晶底面に平行で,それぞれが120°の方位差を有する格子ベクトル \({a_1}\), \({a_2}\), \({a_3}\)および,それらのベクトルと垂直な格子ベクトル \({c}\)を結晶軸として,指数を決定する.基本的には,[[07:3000011|ミラー指数]]と同様の手法で指数を決定するが,4つの結晶軸を用いるため,方向および面方位を表すための指数は4つになる.六方晶においても[[07:3000011|ミラー指数]]を適用できるため,3つの指数で結晶方向と結晶面方位を決定できるが,現在のところ六方晶の場合は慣例的にミラー・ブラベ指数を用いる場合がほとんどである. |