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  高強度の繊維をプラスチックに複合することにより強化した代表的複合材料で,[[08:​1007067|繊維強化プラスチック]]という.この材料は,FRPは高比強度〔強さ(MPa)/​相対密度(d)〕,高比弾性率〔弾性率(MPa)/​相対密度(d)〕を示すことで知られている.1940年代に工業的に実用化した後,宇宙・航空,陸上,海洋の分野において構造用材料として開発実用化され,またスポーツ用品として使用されている.FRPの機械的性質は,繊維・母材の種類,繊維混入率,繊維配向性に依存することが知られ,その結果複合則と繊維配向性に関する理論より算定することが可能であり,FRPは材料設計が可能な代表的材料として知られている.またFRPは,単に高強度の構造材料だけでなく,優れた[[|衝撃特性]]を応用し,またプラスチックのさまざまな機能性を組合せ,活用されている.FRPは使用する繊維の種類より,炭素繊維はCFRP,ガラス繊維はGFRPまたは単にFRP,アラミド繊維はAFRPと表記され,樹脂の種類に関しては熱可塑性樹脂では上記記号の“P”に代えTP(thermoplastics),熱硬化性樹脂についてはTS(thermosetting plastics)と表現する.繊維の断面は円形,だ円形,まゆ形などがあり,その直径はおよそ10μm前後である.またその長さはいろいろあるが長繊維,短繊維,粉末状が用いられている.これらは必要とする物性と,使用する樹脂と成形方法によって決定される.  高強度の繊維をプラスチックに複合することにより強化した代表的複合材料で,[[08:​1007067|繊維強化プラスチック]]という.この材料は,FRPは高比強度〔強さ(MPa)/​相対密度(d)〕,高比弾性率〔弾性率(MPa)/​相対密度(d)〕を示すことで知られている.1940年代に工業的に実用化した後,宇宙・航空,陸上,海洋の分野において構造用材料として開発実用化され,またスポーツ用品として使用されている.FRPの機械的性質は,繊維・母材の種類,繊維混入率,繊維配向性に依存することが知られ,その結果複合則と繊維配向性に関する理論より算定することが可能であり,FRPは材料設計が可能な代表的材料として知られている.またFRPは,単に高強度の構造材料だけでなく,優れた[[|衝撃特性]]を応用し,またプラスチックのさまざまな機能性を組合せ,活用されている.FRPは使用する繊維の種類より,炭素繊維はCFRP,ガラス繊維はGFRPまたは単にFRP,アラミド繊維はAFRPと表記され,樹脂の種類に関しては熱可塑性樹脂では上記記号の“P”に代えTP(thermoplastics),熱硬化性樹脂についてはTS(thermosetting plastics)と表現する.繊維の断面は円形,だ円形,まゆ形などがあり,その直径はおよそ10μm前後である.またその長さはいろいろあるが長繊維,短繊維,粉末状が用いられている.これらは必要とする物性と,使用する樹脂と成形方法によって決定される.