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エンジニアリングプラスチック

engineering plastics

 機械,装置の構造体,機能部品用材料として金属に代替して使用できる高性能な熱可塑性プラスチックの総称であるが,明確な定義があるわけではない.エンプラと略称されることもある.通常のプラスチックより強度,弾性率,耐熱性,各種耐久性が優れている.比較的多く使用されているポリアセタール,ポリアミド,変性PPE,ポリカーボネート,熱可塑性ポリエステルは5大はん用エンプラといわれる.材料の進歩と設計法,加工技術など利用技術の高度化により歯車,軸受,カム,リンク,締結部品のような機械要素や矩体(くたい)・ハウジングに広く使われている.用途分野としては家庭電気製品,乗用車,事務機械,一般機械などがある.用途の拡大に伴い精密な分子設計,補強材の活用,ポリマアロイ,各種添加物の活用など高度な材料技術が駆使されている.エンプラは性能指向が強く,成形条件の狭いものが多いうえ,寸法精度など成形品への要求が高いので成形技術も高度なものが求められる.エンプラの中で耐熱性などの性能が特に高いものをスーパエンジニアリングプラスチックあるいは略してスーパエンプラと称することがある.