目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者 ~~DISCUSSION:off~~
極性はアークの発生状況,母材への入熱に関連して溶込み形状に影響を及ぼす.例えばティグ溶接では電極をプラスとし,母材をマイナスに結線する場合,逆極性というが,最近は棒プラスともいわれる.この極性では熱電子発生の陰極点は溶融池周辺の固体面上の酸化皮膜部上を次々と移動し,クリーニング作用が生じるが,移動によりアークの集中性が緩く,幅広のビードで,浅い溶込みの形状となる.一方,電極側には熱電子が到達するため,加熱され,電極の消耗を伴う場合があるので,太径の電極棒や水冷トーチを使用する.