目次
計算力学 バイオエンジニアリング 環境工学 産業・化学機械と安全 宇宙工学 技術と社会 材料力学 機械材料・材料加工 流体工学・流体機械 熱工学 エンジンシステム 動力エネルギーシステム 機械力学・計測制御 ロボティクス・メカトロニクス 情報・知能・精密機械 機素潤滑設計 設計工学・システム 生産加工・工作機械 FA(ファクトリーオートメーション) 交通・物流 マイクロ・ナノ 編集委員・執筆者
頂角60°の円すい形ダイと球頭パンチを用い,指定寸法の円板状試験片を底部が破断するまでコニカルカップ状に成形し,破断したカップの上縁部外径D0の最大値と最小値を測定し,それらの平均値をコニカルカップ値(CCV)として求め,その大小によって深絞り張出し複合成形性を比較する試験法である.この方法は,しわ押えがなく,1枚の円板試験片で試験値が得られるため簡便である.また,この工具と平頭パンチなどを用いてしわ押えのない限界絞り比(LDR)を求めることもできる.