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溶接機

welding machine

 融接法に用いられる溶接機はアーク溶接では直流アーク溶接機,交流アーク溶接機がある.直流溶接機は整流式とエンジン駆動式がある.整流式は出力電圧を変圧器のタップやスライド接点を切替える方式,電源電圧を変圧器により降圧した後,サイリスタにより整流し,直流リアクトルにより平滑化した電流を出力するサイリスタ制御方式,商用周波数を直流に変換し,トランジスタをスイッチング素子として用いたインバータによって3~20kHzの高周波に変化し,その後降圧して,出力調整をインバータのパルス幅で制御するインバータ方式などがある.エンジン駆動式は,直流発電機を駆動し,溶接電流の増加に応じて励起磁束が減少し,起電力自体が低下する機構であり,エンジンアーク溶接機と呼ばれ,電源設備のない箇所での溶接作業に適している.交流溶接機は,漏えい磁束形の変圧器では可動鉄心形と可動コイル形があるが可動鉄心形が主である.外部特性は垂下特性に限られる.可動鉄心あるいは可動コイルの移動は,漏えい磁束量,すなわちリアクタンスが変化し,垂下特性での溶接電流を調整することができる.ほかの方法はサイリスタ制御方式と,インバータ制御形式がある.圧接法でのスポット溶接機は接合部に電流を流し,おもに抵抗発熱により接合部の温度を上げ,加圧下で接合を行い,マルチスポット溶接機は多数のスポット溶接点を一通電で同時に作製する方法である.